お洒落について考えるの巻

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その43回目

昨日から仕事始めの方もいらっしゃいますね。そろそろ休みモードから切り替えないとと焦っている花畑です。

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて2019年第1回めのブログですが、「お洒落について」書いてみようと思います。なかなか大上段に構えたタイトルですが(笑)。

みなさんはお正月はどんな格好で過ごされましたか?

ぼくが子供の頃は、元日の朝起きると枕元に新品の下着が置いてありました。関西弁で言うところの「サラ」ですね。
それを身につけて、白のカッターシャツとVネックのセーターというスタイルだった記憶があります。
その格好でかしこまってお祝いの席に着くと、親父が和服姿で座っています。普段より威厳が数倍増しでした。

数年前まではぼくも和服を着ていましたが、最近は着なくなりましたね。動きにくいし、寒いし、手入れが大変やし。

それでもやはり、普段のようにデニムやチノパンという訳にもいかず、カシミヤのセーターにウールのパンツという格好に落ち着いています。

さて「お洒落について」。
余談ですが、最近まで洒の字を酒と勘違いしていました。お恥ずかしい‥

語源を調べると「晒れる」「戯れる」から来ているという説が有力です。
「晒れる」(される)は日光や風に当たって色が落ちること。真っ白の生地を「晒しの白」なんて表現しますね。

「戯れる」(ざれる)はたわむれること。「洒落がきいている」なんて表現もあります。

今、「あの人お洒落」とか、「センスがいい」という言い方をしますね。具体的にはどういうことでしょうか。
これは人それぞれで解釈が違うと思います。(なんや、そこ?)

ぼくなりのセオリーは、
1.TPOを考える
2.バランスに気をつける です。

まずTPOですが‥

敬虔な気持ちで迎える元日、
気の置けない友達との新年会、
仕事始めの挨拶周り、
家族サービスのお買い物、
初打ちのゴルフ。。。

オンとオフを意識しながらメリハリをつけたスタイルができたら素敵だと思います。

hbkkの広告塔を自負するぼくは、仕事関係の集まりはニットジャケット飲み会などはパーカーを着用しています。

そしてバランスとは‥
トップスとボトムスの丈、分量感、色合わせ、素材感などでントラストをつけるのがいいのかなと思います。

トップスが長ければボトムスは短く、ゆったりしてれば細身に、柄物には無地、ザラっとした素材にツルッとした素材(ベタな表現ですみません)。そこを意識するだけで変わると思います。

ぼくもエラそうに言えるほどではないのですが、いい年齢なので悪目立ちせず、若者に迎合せず、を意識してますね。

「お洒落」について、ふと考えたお正月でした。
それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

hbkkオフィシャル&オンラインショップサイト
hbkk.jp

有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

今年を振り返って

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その42回目

泣いても笑っても今年もあと半日。
今年最後のゴミ出しで大量のゴミ袋を運んで、少々お疲れ気味の花畑です。

今年もいろいろなことがありました。年初にこのブログを始めて、なんとか1年間続けることができました。
1000回を目指して週に2回、1年で100回を目標としましたが、結果は‥今回が42回めです。先は長いですが続けますよ〜。
今日は今年最後のブログなので個人的なニュースを書かせていただきたいと思います。

まず大きな出来事としては
初孫誕生‼︎
12月18日に長男夫婦に第1子の女の子が誕生しました。これでぼくも、じぃじデビューです。
まだ実感が湧きませんが、ヨチヨチ歩きだしたり、カタコトで喋りだすと可愛さも増すんでしょうね。今から楽しみです。

次に思い浮かぶのはやっぱり神戸マラソンです。
6年目でやっと当選し、生まれて初めてのフルマラソンに挑戦しました。沿道の方々の声援に元気づけられて、なんとか完走できたのはとても良い思い出です。翌日に感じた不思議な幸せな気持ちは今でも忘れられません。

hbkkの2年目のシーズンを迎えられたのも嬉しかったです。
昨年デビューしましたが、今年は定番プラス新作を出しました。
6月のサンプル検討会や10月の撮影会、そして展示即売会と多くの方に来店いただきました。
アゼのパーカーやワッフルタイプのジャケットなど、新作の評判が良くて安心しました。来年はもっと皆さんに喜んでいただけるデザインを考えていきたいと思います。

今年もたくさんの人との出会いがありました。そして数え切れないほどの経験をしました。
楽しかったこと、悲しかったこと、感動したこと、苦しかったこと…いろいろありました。今となってはすべていい思い出です。皆さんにとって2018年はどんな年でしたか?

さて迎える2019年はどんな年になるのでしょうか。
きっといろんな人と出会い、いろいろな経験をするのでしょう。想像すると今からワクワクします。

今年お世話になったすべての人に感謝します。来年は今年より少しでも成長できるよう努力したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。

花畑和幸でした。

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株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

想定外の出会い

◾️スゴいことが起きる!?1000回への道、その40回目

朝、カレンダーを見て、今年の残り少なさに思わず焦ってしまった花畑です。

先週末、展示即売会が終了しました。前回に続き、いろいろな方とお会いできて楽しい3日間でした。

最終日はプロのカメラマンに撮影もお願いして、モデル気分で盛り上がりました。

某先輩の一言‥
「この写真カッコいいなぁ。遺影にしよかな」
『それいいですね!』とは言いづらかったです、先輩!(笑)

今回、感動したことがあります。
金曜日にW社の先輩ご夫婦が来場くださいました。
話していると、ここに来る途中で美味しそうな牡蠣のお店を発見したから、帰りにそこに行くとのステキな情報が。
牡蠣大好きな僕は即座に「一緒に行きます!」と言ってました。

閉店時間になり、急いで後片付けをしてそのお店に向かいました。
がしかし、時は12月の金曜日の18時半。外から覗くと店内は大盛況、いい匂いが漂います。

予約しなかったので、案の定「申し訳ありません。満席です」
大ショック!身も心も牡蠣を受け入れる体勢は万全だったのに(泣)。

泣く泣くお店を離れ、近くの韓国料理店を見つけ、そこでマッコリを飲みまくりました。

さてお開きとなり、お店を出たときに先輩からまさかの一言が!
「さっきの牡蠣の店、行こか」
全員が即賛成したことは言うまでもありません。
23時過ぎだったのでさすがに店内は空いていました。

お試しセットを注文したら、これが大満足。さっきまで韓国料理を食べていたのがウソのように追加が止まりません。

ここは牡蠣も勿論ですが、オーナーがまた最高でした。接客のタイミングが抜群で、本当に気持ちよい時間を過ごせました。

帰りに展示会の案内を渡すと、「明日までですか。行きますね!」

こういうやり取りはよくありますよね。残念ながらなかなか実現することはありません。

ところが!
翌日の11時半にご来場くださいました。おまけに来る前にhbkkのHPで商品のチェックまで。
白のアゼパーカーをお買い上げいただき、お昼の営業があるからと慌ててお帰りになりました。

その時、オーナーがこんなことをおっしゃいました。
「近くにこんないい物があるのに、なかなか知ってもらえませんよね。ウチの店も同じです。知ってもらうのが難しいですね」
まさにその通りだなと思いました。
(て、お店は十分繁盛してますやん)
デキる人は行動力があるなぁとつくづく思いました。有言実行、見習わなくては!

今回も初めてhbkkに袖を通していただいた方が増えました。
どんな着心地を感じてもらえるのか、幸せな気持ちになっていただけるのか、期待と不安でいっぱいです。もっともっと良い物を作っていきたいと改めて思いました。

あっ!皆さん、美味しい牡蠣を食べたいときはここですよ〜

12月はもう予約でパンパンですが、遅がけの時間は入れるそうです。

それではまた

ニットで人を幸せにしたいーーー。

花畑和幸でした。

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VMDは恋愛ドラマ?

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◾️スゴいことが起きる!? 1000回への道、その33回目

またもや台風の接近で、自宅待機されている方が多いのではないでしょうか。
そんな時に更新すれば、ブログを読んでくれる方も増えるに違いない!と心理作戦にチャレンジしてみる花畑です。

今日はぼくの経験談を書かせていただきますね。

新入社員から38歳まで株式会社ワールドに勤務していました。
最初は営業に配属され、約7年間、専門店を回っていました。

ぼくの営業スタートは北陸エリア。
福井、石川、富山県が担当です。

北陸エリア担当を約3年間、次に担当したのが九州エリアでしたが、まぁこれが楽しかった。

食べ物は美味しいし、遊ぶところはたくさんあります。若気のいたりで毎晩、中洲、西通り、親不孝通りと繰り出していましたっけ。

北陸エリアとの大きな違いは、九州エリアには大型店舗が多かったことです。
店の入り口のショーウインドウもマネキンが3体も4体も入るような立派なものでした。
VMD(ヴィジュアル マーチャン ダイザー)がウインドウを担当し(VP)、営業は店内を飾る(PP、IP)という役割分担でしたね。

そこでエースとして活躍してたのが藤井雅範先輩でした。
毎回ステキなウインドウを作り、お店のオーナーやスタッフ、同行している仲間からもとても信頼されていました。
全体の構成からスタイリング、小物や仕掛けに至るまでとても勉強になりました。(あまり身に付いてないのはナゼ???)

ただ一つ大きな問題がありました。
ぼくたちが九州を担当していた1990年代初頭は、空前のもつ鍋ブーム。
毎夜毎夜ワールドのメンバーが集結し、もつ鍋屋に繰り出していました。もつ鍋といえばニンニクてんこ盛り。
想像してください、前夜しこたまもつ鍋と焼酎を喰らった男どもが4人も5人も店内をウロウロする絵図を。
店内は、ステキなディスプレイにそぐわない、エライ香りが漂っていたと思います。(スタッフの皆さん、ホンマごめんなさい)

ここからはオフレコ。
昼間はクールに仕事をこなしていた先輩が、夜になるとはっちゃけます。
仮にFさんとしておきましょう。

後輩の私は右手にボールペン、左手に「九スポ」を持ち中洲の街を先輩の後ろを付いて行きました。

九スポからはご飯を食べる店、その後訪問するお店の情報をしっかりと収集しました。

街で出会った人(たまに女性も)の連絡先を控えるために、ボールペンは必須とも教わりました。先輩、本当にありがとうございます。

ところで先ほどからちょいちょいVPとかPPとか挟んでるのにお気づきでしょうか?VMDて何?とか思いませんでした?

VMDとはビジュアル・マーチャンダイジングのことで、視覚に訴えながら、お客様の購買意欲を喚起する、ディスプレイによるマーケティング手法です。

今、興味を持ったあなたにお知らせです!VMDのことがとてもよくわかる、そしていろんなビジネスに応用できる藤井雅範先輩のセミナーがついに10月8日DVDで発売されます。

https://dvd.vmd-lighthouse.com/

VMDの基本からSNSの活用、売り上げアップのシナリオの描き方まで丁寧に解説してくれます。

あらゆる業種に使えるヒントが満載なので、興味のある方はぜひ予約してみてはいかがでしょうか。

先輩、売れたら奢ってくださいね〜。

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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神戸マラソン、走ります!

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その29回目

皆さん、こんにちは。

普段カレンダーの意識がほとんどない僕も、チャッカリ世間に便乗してお休みさせていただき、さていつ仕事を再開したら良いか思案している花畑です。

今回はファッションとは関係ないお休みバージョンです。

5年前に病気をしたときに、やり残したことリストを作りました。
その中の一つに「フルマラソンを走る」というのがありました。

芦屋のお花見マラソンの勇姿!

走ろうと思った理由は、フルマラソンを完走した経験のある人たちに、「ゴールしたときの達成感がハンパない!」とか「人生観が変わった!」とかなんとか、良いことばっかり言われたことです。

僕も病気をしたときに人生観が変わってるので、「へえ、そうなんや。また人生観、変えたろかい!」てなもんでした。

以後、2013年の第3回大会から応募すること6年。過去5年連続落選でしたが、今年はなんと!当選してしまいました。

毎年応募しては落選の繰り返しだったので、今年も抽選の結果を知らせるメールが届いても「はいはい、どうせ今年も落選ですよね〜」と軽い気持ちで開けると…「当選」の文字が。 「えっ!えっ!」2度見しました。

さあタイヘンです。
ここ3年ほどは、打ち上げを兼ねた花見をしたいだけの不純な動機で、年に1回ハーフマラソンを走るだけでした。全く練習もせずに。

さすがにフルマラソンはそんないい加減な取り組みでは無理だと、ココロを入れ替えて練習に取り組もうと決心しました。

とってつけた感、満載!買っただけでまだ読んでません!
まずはカタチから。シューズ、ポーチ、キャップはバッチリ!

酷暑の7月、いよいよ練習スタート。今年は春のお花見マラソンをサボったので、実は1年3ヶ月ぶりのランニングです。

最初はホント、コワゴワです。ヒザが痛くなったらどうしよう、胸が苦しくなったらどうしよう…キロ7分ぐらいのペースでゆっくり走ってみました。

やっぱり走り始めはキツい〜。
ところがヘロヘロと走っているうちに段々と身体が軽くなってくるじゃありませんか!

やっぱ才能あるかも…(ココロの声)

余裕が出てきて周りを見渡すと、けっこういるんですね、走ってる人が。それも僕と同年代かやや先輩と見受けられます。

ちょっと、ヤル気が出てきましたよ〜。
11月18日の本番に向けて練習頑張ります宣言出ました!

当日、完走した後の打ち上げも企画してます。会場に入るときの曲はもちろんZARDの「負けないで」(笑)

神戸マラソンはオプションでゼッケンに文字を入れることができます。もちろん申込みました。「hbkk」を付けて走ります。いっそのことニットジャケットを着て走ろうかと思いましたが、イメージダウンにつながりそうでさすがに断念しました。

ところで6月には当選の連絡が来てたのに今ごろ報告???

実はビビって、走ろうかどうか迷ってたというのはここだけの話。
さて僕は完走できるでしょうか?
乞うご期待ください!

フルマラソンという未知の世界を経験できると思うと今からワクワクします。  このブログもようやく29回。1000回をゴールとしたらまだ1.2km地点をウロウロしてることに気がつきました_| ̄|○

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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サバイバルウエディングに学ぶ!

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その28回目

皆さん、こんにちは。

経験と勘と度胸を頼りに秋冬の発注を完了し、おまけに来春夏向けのお気に入りの素材を見つけて、「hbkk春夏をデビューさせるぞ〜!」と気合を入れ直した花畑です。

さて皆さん、今シーズンのテレビドラマ、何がお気に入りですか?

僕がハマっているのが土曜日22時からの「サバイバル・ウエディング」。

主人公「黒木さやか」(波留)は、恋人和也と30歳の誕生日に結婚式をあげる予定で寿退社したところ、その夜にフラれるという衝撃的な展開からスタートします。

翌日会社に復職を願い出たところ、配属されたのが女性ファッション雑誌riz。そこで敏腕編集長「宇佐美」(伊勢谷友介)に出会います。

まぁこの編集長がヘンな奴でイヤな奴でナルシストで毒舌でヘンな髪型で独特のファッションセンスの持ち主。しかもパワハラお構いなしです。

でもなぜか憎めません(笑)

この編集長、さやかに半年間婚活をし結婚すること。それを毎月の連載企画で記事にすること。半年で結婚できなければクビ!と、ムチャクチャな指示を出します。

「宇佐美」はさやかに色々と恋愛についてレクチャーします。ファッション誌の編集長という設定だけあって、シャネルやエルメスなどのウンチクや戦略を引用するのですが、これがなかなかわかりやすくて面白い。共通することは「妥協せずに自分の価値を高めていくこと。」

特に興味深かったのが先週の放送の中にあった「COACH」のメンズ戦略です。

皆さんもよくご存知のコーチはもともと高級革製品を扱う女性ターゲットのブランドでしたが、90年代のカジュアル化の傾向を踏まえ、新たな市場開拓をと日本で男性ターゲットにビジネスバッグを展開する際に立てた戦略が紹介されていました。

その①

空いてる市場を見つけてポジショニングする。

市場調査の結果、当時の日本男性は、20万円以上ならラグジュアリーブランドのバッグを買いたいがなかなかハードルが高い。しかし4万円以下のバッグもl持ちたくない。当時5〜8万円のバッグを取り扱うブランドはありませんでした。そこのゾーンをホワイトスペースと位置づけ、『手の届く高級品』へポジショニングを変えた、というのです。

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その②

顧客の要望に徹底的に応える。

ポケットの位置や持ち手の長さなど、顧客の声を徹底的に聞いて商品に反映させました。当時顧客の声を聞くブランドというのは存在しませんでした。リアルな要望を直接顧客に聞く、というのはかなり大胆な戦略だったのではないでしょうか。

あれ!あれれれ!カンのいい皆さんはもうお気づきいただけましたでしょうか?

「これって、まさにhbkkやん!ポジショニングも顧客の声を聞くサンプル検討会もぴったりハマってるやん!」

…とドラマを見ながらほくそ笑んでしまいました。なんだか少し自信が出てきたかも。

「雑誌に載っている30万のニットには手が届かない。かと言ってファストファッションでは物足りない。そんな大人の男性に気軽にお洒落を楽しんでもらいたい」

hbkkのターゲット設定、プライス戦略イケるかも!

そして「宇佐美」はさやかに向かってこう言います。「まずは服を変えることだ。服なんて今日からでも変えられるだろう」

「俺が服の威力を思い知らせてやる」

カッコいい〜!!髪型ヘンやけど。

僕ももっと皆さんに「服の威力」をお伝えしたい!と思った次第です。

秋冬の新作アップは10月中旬ごろかも。あっ、これは決定です!

今日は土曜日。サバイバルウェディング見なくちゃ。

それではまた。

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花畑和幸でした。

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指導者の責任

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その23回目

皆さん、こんにちは。

実は先週極秘入院をしていました。胃にポリープができ5cmぐらいに成長してきたので、良性でしたが切除したほうがいいとのことで入院、手術をしました。
2月に続いての入院なので、どんだけ身体弱いねんのツッコミを恐れての極秘入院となりました。

幸い何のトラブルもなく、1週間の休暇?を満喫してきました。
テレビもけっこう見ましたね。大スターの訃報もありました。その中で一番興味を持ったのはやはり「悪質タックル問題」。

ワイドショーは連日この話題を取り上げています。収束するどころか昨日の加害選手の記者会見で一層炎上しています。

ぼくも昨日の会見を見て、不覚にも涙ぐんでしまいました。

テレビ、新聞、SNSで散々取り上げられているので多くは語りませんが、一番心に沁みたのが「高校から始めて、大好きだったフットボールがだんだん好きではなくなってきました。」という言葉です。
その理由を問われ、「厳しい環境に身を置いたためです。」と答えてましたが、きっとこれは本心ではないと思います。
純粋に心身を鍛え、技術を磨くための厳しい練習なら彼は挫けずに取り組んだことでしょう。

それが競技以外の部分で理不尽なことが目に付き始め、恣意的な采配が振るわれる。
そんなところに嫌気がさしてきたのではないでしょうか。

会見を見ているうちに彼がだんだん自分の息子と被ってきました。彼の父親になった心境です。

好きだったフットボールを嫌いになるような指導とは何なのでしょう。

相手選手をケガさせて掴んだ勝利にどんな価値があるのでしょうか。

一連の報道を見ていて思い出したことがあります。ぼくの息子が少年野球チームに入っていた頃の話です。

当時の監督は同級生のチームメイトのお父さんでした。監督の口ぐせは「高校までは野球を続けてほしい。」チームメイトの監督の息子は三男でしたが、長男が高校野球を経験して、本人も両親も素晴らしい経験をしたからという理由でした。

そのために僕たちは指導する中で、理不尽なことはやめよう、が共通認識でした。結果、14人いた同級生のチームメイトがそれぞれの高校に進学した中で、全員が野球を続けてくれたことはささやかな誇りです。試合などで親子で再会し、互いの成長を認め合えたことは、ホントに感慨深い経験です。

僕にはフットボールをやる権利はありません。」と彼は言いました。フットボールの楽しさを知り、日本代表に選ばれるまでになった選手がです。

せっかく日本代表に選ばれたのに、理由もなく「行っては駄目だ。」と言われたときの無念さを思うと胸が詰まります。

彼の行為は責められるべきですが、過ちを認めて誠意を持って謝罪した後は、もう一度フットボールに戻ってきてほしいと思います。

「相手との定期戦が無くなってもいいだろう。」と監督、コーチが言ったようですね。その程度の認識だから関西学院をかんさい学院と呼べるのかも知れません。

ちなみに僕のことを「はなばたけさん」と呼ばれる方へ。
正しくは「はなばた」です。この場をお借りして訂正させていただきます。(笑)

それではまた。

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花畑和幸でした。

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黄金の魚

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、22回目

皆さん、こんにちは。

昨夜、僕は友人の飯田英二さんが今年2月、JR宝塚駅前にオープンさせた「ペッシェドーロ(黄金の魚)」へ行ってきました。
ここはちょっと変わった「魚屋さん」。何が変わっているかって、鮮魚は全くありません。ここのビジネスプランは「タカラヅカのニュースタイル〈次世代型〉デザイナーズ・サカナヤ」なんじゃそりゃ。
取り扱っているのは、全国各地から集めた干物、缶詰、冷凍の刺身やタタキなど。それらの商品を彼が店舗からパッケージまでトータルにデザインしています。

彼はもともと自分の事務所を構える建築家です。15年ほど前に異業種交流会で知り合い意気投合。それからずっとお付き合いをさせていただいています。その彼が4年ほど前から「魚屋をやりたい」と言い出しました。初めて聞いたとき「なんでまた魚屋なん???」と頭の中をハテナマークが飛び交いました。
よく聞いてみると彼の出身地は高知。土佐のいごっそうです。幼いときから美味しい魚に囲まれて育ちました。年齢を重ねるにつれて、子供の頃に食べた美味しい魚をまた食べたい、という思いが募っていったそうです。

数年前のある日には、彼が突然「魚屋でバイトして勉強したい!」と言い出しました。「本気で言うてる?」「もちろん!!」…僕の知り合いの神戸市東部中央卸売市場の中にある魚屋に、2人でバイトの面接に行ったりもしました。年齢で不合格でしたが…(笑)。
彼も最初は鮮魚を扱おうと考えたそうですがいろいろハードルが高く、試行錯誤を繰り返した結果、「生ものに引けをとらないくらい美味しい」冷凍の干物に出会ったそうです。

そこから彼は宝塚商工会議所が開いた創業セミナーに参加します。『デザイナーズ・サカナヤ』のビジネスプランが同商工会議所から推薦を受け、中小企業庁主催の「全国創業スクール選手権」に応募したところ、なんと大賞の経済産業大臣賞を受賞!建築家の腕を発揮して、こだわり抜いてデザインした念願のお店もオープンさせ、テレビや雑誌の取材も入るようになり、最近はとても忙しくなってきたそうです。

昨夜はそんな彼に久しぶりに会いに行って来ました。キスの干物や鰹のタタキなどとても美味しかったです。
そして彼から「昨年のhbkkのデビューパーティに呼んでもらったやん。あれはめっちゃ刺激になった!負けられへん、と思ったで」という言葉をもらい、ちょっとウルっときました。遥か昔(?)に起業を目指したもの同士、どちらも2ndステージへの挑戦です。

ペッシェドーロ/宝塚市川面5-4-11/tel.0797-85-3783

「ペッシェドーロ」は今は昼間の営業が中心ですが、ゆくゆくは干物や缶詰をアテにワインなども飲めるカジュアルなバースタイルも考えているとのことで、ますます楽しみです。僕も月に1、2度、マスターで登場予定です!(笑)。近隣の方はぜひ一度のぞいてみてください。面白い商品が見つかりますよ。

それにしても最近のブログはほとんどファッションネタを書いてません…。僕も負けてはいられないので、秋冬の新作コレクション、気合を入れ直して頑張ります!こちらも楽しみにしていてくださいね〜!(笑)

それではまた。

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花畑和幸でした。

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大量生産 vs 1点もの

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その21回目

ゴールデンウィークも終わりましたね、皆さんはどのように過ごされましたでしょうか。
僕はゴールデンウィークの一日、前職の後輩の雑賀静さんが、【Denim vs Art】というテーマでうめだ阪急に出展していると聞きつけ、見に行って来ました。

彼女のデザインしたオリジナルデニムに、多鹿聖苑さんがペイントして、世界に一つのデニムが仕上がるというものです。

興味津々で訪れた10階のフロアは、Tシャツ、帆布のバッグ、ステーショナリーなどマニアックなオリジナル商品を並べたいろいろなブースが出展されていて、まるでおもちゃ箱のよう。これらを見ながら、ふと、先日上映会に行った、ファストファッションの大量生産に問題提起した映画『トゥルーコスト』を思い出しました。

まるで対極の商品ばかりです。一つひとつ丁寧に、作り手が買い手のことを考えながら生み出されたものは、商品でありながら作品でもあるのです。あえて表現すれば、大量生産はビジネス、1点ものはクリエイト、といったところでしょうか。心なしか接客している人たちも皆、イキイキと楽しそうにしているように感じられました。

〜前職時代の展示会スタイル。腰にボトムのハンガーを引っ掛けてトップスを次々合わせていくのです〜

僕はいま、hbkkというブランドをやっています。たくさん売りたい気持ちはあるけれど、やはりクリエイトな気持ちは忘れたくない。難しいかもしれませんが、両方を実現できるように頑張りたいと思いました。

そんな気持ちを抱えて向かったのが芦屋の『グラス(GRASS)』。先輩の藤井雅範さんと後輩の沖啓太郎くんと打ち合わせの名の下に合流しました。『グラス』では、藤井さんイチオシのカレーを食べることが目的です。


前回参加した藤井さんのセミナーの話の中で、熱く語っていたのがここのカレーの話でした。その昔、西宮北口に『サンボア』という学生しか入れないお店があり、そこの看板メニューが「インベロ」というカレーだったそうです。それはカレーの常識を覆すもので、ルーはサラサラ、ご飯を薄焼き卵で包み、その上には限界まで薄くしたカツが乗っています。『サンボア』が閉店した後も常連たちから復活を望む声が強く、その声に応えたのが『グラス』でその名も『思い出の北口カレー』なのだそうです。

これが食べたくて、敢えて打ち合わせ場所を『グラス』にしてもらいました。
確かに今まで僕が食べたことのないカレーです。そして、また食べたくなる不思議なカレーでした。
気になった方はぜひ『芦屋グラス』へ行ってみてください(笑)。

一度なくなっても多くの人から復活が望まれるほど、長く愛されるって素晴らしいですね。

それではまた。

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花畑和幸でした。

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悟空のきもち

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、20回目

行って来ました「悟空のきもち」京都本店
なかなか予約の取れない店として有名な日本初のヘッドマッサージ、頭のほぐし専門店です。

ホームページから予約するのですが、直近3ヶ月間、ものの見事に空いていません。そうなると余計に気になり、ちょこちょこのぞいてたら、空きがある!勢い込んで早速ポチッと予約をしたのが3月2日。2ヶ月近く待ちました。

いろいろ情報を見ていると、途中でほとんどの人が眠りに落ちるみたいです。そんなに心地よいのかなぁ。興味津々です。

予約当日は10分前にお店に到着。さっそく担当の女性が迎えてくれました。

店内は薄暗く、とても静か。微かにヒーリングミュージックが流れています。簡単な説明やヒアリングがあるのですが、女性の声の小さいこと!聞き取るのがたいへんです。普通の声で返事をしていたら「お休みのお客様がいらっしゃいますので‥」とやんわり注意されました。

まもなくカーテンで仕切られたスペースに通されました。座り心地の良い、リクライニングのソファに座ります。

上半身はTシャツ1枚、ソックスも脱いで完全なるリラックスモード。
おもむろにマッサージが始まりました。頭だけかと思いきや、まずは足裏からです。そしてふくらはぎ、上半身、デコルテあたりを軽〜くほぐしていきます。
さていよいよ頭です。
指の腹を使って頭皮を揉みながら、中央に寄せていくような感じです。力加減がまた絶妙で、このころから意識が朦朧としてきました。

時間の感覚もなくゆったりとした気分でいると、微かな声で「お時間です」と告げられました。最後にムースのようなものでひんやり、スッキリして終了です。

受付前のソファに移動して、梅昆布茶をいただきました。
アンケートに記入して、次回の予約を取り、お店を後にしました。一度訪問すると顧客となり、優先的に予約が取れるそうです。

帰る道すがら考えたこと。

なんであんなに人気があるんだろう?ヘッドマッサージは以前からあったと思います。日本初と謳っているのは、頭のほぐしだけに特化している、ということでしょうか。

ここからは僕の独断と偏見。

ここにはマッサージではなく、眠ることを目的に行く気がします。最近は睡眠負債などという言葉があるように、質の良い睡眠がなかなか取れません。

店内をかなり暗くし、心地よい音楽と香りに包まれ、耳元で囁かれる。本当に癒されました。

眠らせることに徹底するのが戦略です。以前からある商品やサービスでも、用途、目的を少し変えて、それを徹底することで俄然魅力が増した事例はたくさんありますよね。

ところで僕は眠ったのでしょうか?「初めてのお客様は完全に眠られない方もいらっしゃいます」とスタッフも仰ってました。繊細な僕は眠れなかったかも。

梅昆布茶を飲みながら「僕、眠ってました?」「はい、グッスリと。かなり早い段階でお休みになられてましたよ」ニッコリと答えていただきました。

悟空のきもち、恐るべしです。

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。