20歳になりました。

スゴいことが起きる!?1000回への道、その79回目

今日から新年度ですね。
めざましテレビの今日の占いで蟹座が1位となり、幸先のいい年度になりそうな予感がする花畑です。

実は、2001年4月1日に有限会社アチェットを設立しました。
38歳で独立して、あれから20年が経ちました。今日が会社の誕生日&成人式です。内容はおよそ大人とは程遠いですが‥。
20年間、山アリ谷アリで、なんとか継続しています。最初はレディスの専門店向けオリジナルブランド「giorno & sera」を展開しました。その頃は、アパレル市場も厳しくなっていく状況(今よりはマシだと思いますが)で、店舗に開拓に行くと「ブランド減らすことに必死なときに、新規のブランドなんか入れられるわけない。よくこんなご時世に立ち上げたな」なんてよく言われました。

「giorno & sera」展示会
「giorno & sera」配色ニット

3年ほど頑張りましたが、あえなく撤退。それでもこの業界から離れることはできず、OEMの仕事をずっと続けています。
「このままではアカン、何か別のことも考えんと」と思い続け、ようやくメンズ向けのニットブランド「hbkk」を立ち上げたのが、4年前の春でした。

多くの方に支えていただき、ご迷惑もおかけしながら歩んできた20年。
まだまだ立ち止まることなく、歩き続けていきたいと思いますので、どうぞご支援よろしくお願いいたします。

本来であれば、お世話になった方々と乾杯でもしたいところですが、コロナ禍の中、それもままならず、収束したらまた皆さまと飲めたらいいなと思います。

hbkkオープニングレセプションパーティ

前述の「hbkk」ですが、自分ではめっちゃ気に入っています。しかしながら2020AWはコロナの影響もあり、かなり苦戦となりました。

そこで、20周年を記念?してセールを開催いたします。本音を言うと、在庫が負担となってきており、今秋のモノづくりにも影響が出そうな危機的(?)状況です。
このブログを読んでいただいた方に、大サービスしちゃいます!

全品60%〜70%オフになりますので、かなりお買い得です。(期間無制限)
一例ですが、ゴルフの行き帰りにピッタリなボイルウールのジャケットは¥27,500→¥11,000(税込)

ボイルウールジャケット

今からの季節でも着られるミラノリブジャケットも¥30,800→¥9,240(税込)!

ミラノリブジャケット

※共にレディスサイズあり

他にもいろいろありますので、ぜひホームページをご覧ください。
https://hbkk.jp/

ちなみに動画もあります!こちらもぜひ!

ご興味のある方はぜひメッセージをお願いします!khanabata@accetto.com

【ショールーム】
神戸市中央区琴ノ緒町1-6-5、2F
(株)ディーズクリエーション内
花畑ケータイ:090-3161-4071

それではまた!

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。
hbkkオフィシャル&オンラインショップサイト
hbkk.jp

有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

オリジナルを作る楽しさ

スゴいことが起きる!?1000回への道、その78回目

第1回販売会を終え、まずまずの反応をいただき、胸を撫でおろしている花畑です。

その昔サイドビジネスとして、2005年から8年間ほど、一宮神社の向かいでチンケなバーをやっておりました。最初の店名は「noosa」(ヌーサ)、その次が「watsuki」(ワツキ)、最後が「HB」でした。
店長が変わる度に、内装と店名が変わっていきました。
そして「HB」も私が病気をしたことで、2013年春、惜しまれながら(??)の閉店となりました。

あれから7年。
アパレルのOEMを続けながら、2017年にメンズニットブランド「hbkk」(我ながらhb付けるの好きやなー)を立ち上げ、2018年に販促支援の「Hit Story」作り、どれも絶好調とは言いがたいですが、なんとかやっています。
今年からは、フリーマガジン「fd」のお手伝いもさせていただいています。

先週末、hbkkの販売会を開催しました。お買い上げもいただき、「やっぱり素材がいいよね〜。」などと嬉しい言葉もいただきました。
そのときに生まれた感情は、OEMをやっても、(チンケな)バーをやっていたときにも、覚えることがなかったものでした。

それは「オリジナルを作る難しさと、それが認められたときの楽しさ」でしょうか。

OEMも取引先の意向に沿うよう、一生懸命にやります。

バーもお客さまに楽しんでもらえるように頑張りました。

しかし、そこにはオリジナルを作るときの産みの苦しみや、でき上がりが良かったときの感動とは少し違います。

販売会でお客さまが途切れたとき、「やっぱりメンズのニットジャケットなんか必要とされてないのかなぁ」などとイジけることもあります。(商品の魅力や完成度には、この際、触れません、笑)

しかし、今いくつかの仕事をしながら、自分の好きなモノを作り、それをお客さまに着ていただく。
こんな幸せなことは無いなと思うようになりました。
そしてそれは、フリーマガジン「fd」を作るときにも感じる楽しさです。

まだまだ世間は厳しい状況が続きますが、今やれることに全力投球しながら、笑顔で頑張っていきたいと思っています。

それではまた!

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。
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有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

ショールーム開設と販売会のお知らせ

いよいよ寒い日々がやってきました。本来は寒がりですが、その方がニットが売れるとほくそ笑んでいる花畑です。

コロナ禍で生産が危ぶまれたhbkk2020新作ですが、なんとか無事に上がってきました。
3型ですが、それぞれいい上がりになったとご満悦😊です。

昨年までは各所で販売会を開催していましたが、今年はコロナ禍の中、出張販売もままならないので、じっくり神戸で腰を据えてやっていこうと思います。

昨年までの販売会では、日程を決めて何回かに分けて開催していましたが、その日程で都合のつかない方には、見ていただくことはできませんでした。がしかし、今年はそれを解消できたんです!

先日のブログで今春から「フリーマガジンfd」の編集のお手伝いをさせていただいていることを報告しました。そのfdの編集部があるドアズの2Fに、hbkkのコーナーを作っていただきました。
(戸田さん、ありがとうー)

これで平日いつでもお時間あるときに、hbkkを見ていただくことができるようになりました。
私が不在の場合もあるので、事前に連絡いただけると助かります。

また、休日の方が寄りやすい、という方もいらっしゃいますので、土日の販売会も開催いたします。

現在、決まっている日程です。
第1回 11月14日(土)、15日(日)
第2回 11月28日(土)、29日(日)
第3回 12月19日(土)、20日(日)
時間は全て 12:00〜17:00 

ご来店特典として、全商品20%OFFとさせていただきます(平日も)。よりお買い得なサンプルなどもありますので、お楽しみに‼︎
試着だけでも🆗です。お気軽に覗きに来てください。

事前に商品チェックをしたいという方には、カタログをお送りいたします。ご希望の方はメールをお願いします。
khanabata@accetto.com

また今回、商品説明の動画を作成しました。ガッチガチで噛み噛みの説明をご覧ください(笑)。

コロナはなかなか収束しませんが、このままでは本当に経済が、そして社会が死んでしまうと思います。なんとか負けることなく、明るく前向きに頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします‼︎

それではまた!

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。
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有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

クラウドファンディング挑戦中‼︎

スゴいことが起きる!?1000回への道、その76回目

夏は一番好きな季節なのに、海遊び、お祭り、花火などイベント関連が軒並み中止で、今ひとつテンションが上がらない花畑です。

コロナウイルスの感染拡大がなかなか止まりません。
経済的なダメージも甚大で、飲食店や観光業、そしてアパレル関連も業績悪化に苦しんでいます。
以前に在職していた大手アパレル会社も人員削減、大量閉店のニュースが流れました。ちょっとショックですね。

ファッションは不要不急なものなのか、このまま服を作り続けていいのだろうか。

自問自答の日々が続きました。

たどり着いた答えが‥

あれこれ考えていてもしゃーない。これから先、どうなるかなんて神様しかわからない。人間、裸では生きられへん。

という至ってシンプル?な答えでした。ジタバタしても仕方ない、自分の好きな道を信じて進んで行こう!

まぁそういうことです。

なので、仕込みましたよー!
2020新作
10月以降の状況が読めないので、数量を絞って3型作成します。
10月上旬には上がってきますので、どうぞご期待ください‼︎
今回はかなり自信ありです。

エリの部分はカシミヤ100%!!
新作第1弾のサンプルです!

そして、新たなチャレンジとして、クラウドファンディングに挑戦中です。

新たな生活様式が始まり、人生感や消費行動などが大きく変わっていく中で、ビジネスモデルも変えていく必要があります。そうでないと生き残れないと思います。

具体的に言えば、オンラインによる接客や販売に着手する、そのための手段として、動画で商品の良さをもっとわかっていただけるよう説明する。そんなところから始めていきたいと考えています。

というとカッコよく聞こえるかもしれませんが、実は在庫で苦戦していまして‥ここだけの話。
2月以降、販売会も軒並み中止になり行き場を失った商品が多数おります。皆さま、どうかご支援をよろしくお願いします‼︎

実はそのクラウドファンディングで大チョンボやらかしまして(笑)

支援していただいたらリターンといって返礼品をお返しするのですが、それは商品だったり金券だったりします。
そこで起こったチョンボとは!

10000円の金券の支援に対して、5000円券を3枚の15000円をお返しするつもりが、5000円券4枚と記載してしまい、20000円のお返しとなってしまいました。
なんと200%のリターンです。

他は、20000円券で35000円のお返しなのでリターン率175%、30000円券で50000円のお返しで166%とおかしなことになってしまいました。

そこで対応策として、どの金額の金券のご支援に対しても200%で対応させていただきます‼︎(対応の仕方は焦りながら考え中です)

商品あり、金券ありのリターンなので、皆さま、一度キャンプファイヤーというサイトから覗いてください。よろしくお願いします‼︎

クラウドファンディングのキャンプファイヤのトップ画面のイメージです。

▼ご支援のクラウドファンディングはコチラから↓
https://camp-fire.jp/projects/view/289588?list=watched

それではまた!

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。
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〇〇離れについて

■スゴいことが起きる!?1000回への道、その69回目

世間は相変わらずコロナ1色ですね。オリンピックも延期になりました。そろそろ自粛疲れも感じている花畑です。

「月曜日から夜ふかし」という番組がお気に入りです。マツコデラックスと関ジャニの村上くんがMCを務めるバラエティ番組です。その「夜ふかし」で先日興味深いネタをやってました。
それは「若者のLINE離れ」。


これが話題を呼び、Twitterのトレンドにもなりました。

しかし、ホントよく耳にしますね。「若者の○○離れ
代表的なのは車、お酒、海外旅行、恋愛、などでしょうか。

他にもスキーや読書、中にはスナックやギャンブル、昨年末には「忘年会離れ」なども取り沙汰されました。
えっ!挙げたこと、すべて私は好きですね。笑

「○○離れ」と言いますが、そもそも若者は最初からそれらのことに興味を示してないのではないでしょうか。「離れ」というより近寄っていない、という方がしっくりきます。
近寄らない理由としてよく挙げられるのが、
1 お金がない。
2.趣味や選択肢の多様化、細分化といったところでしょうか。

そもそも私は「○○離れ」という表現が好きではありません。
時代が変わり、世代が違えば、趣味・嗜好など違って当たり前だと思います。

若者の流行りを、少し遅れて中高年が追いかけるのはよくある話です。SNSしかりファッションしかり。
たまにいませんか?それなりの大人なのに、若者ファッションに身を包んで、「ガンバッテる感」が出てしまってる人。

若者が似合うファッションと、大人が似合うファッションは根本的に違います。肌、髪、体型など変化していますから。

「○○離れ」を気にしてるのは昔、若者だった世代なのではないでしょうか。

いい大人は、世間の、特に若者に迎合せずに、自分たちに似合ったライフスタイルを作っていけたらいいなぁと考えています。

そんなときにhbkkの上質感はいいですね。
(やっとhbkkにつながった!)

今、私が望んでいること。
それは「コロナ離れ」です!

この原稿、ファックスで送ろかな(笑)

それではまた!

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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有限会社アチェット 代表取締役

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ホワイトデー企画その後

■スゴいことが起きる!?1000回への道、その68回目

暖かい日が続きますね。このまま気温が上がってコロナウイルスも消滅してほしいと願う花畑です。

前回のブログでlydyan net store(https://store.lydianltd.co.jp)で鍼灸の体験チケットを購入してホワイトデーのお返しをした話を書きました。
今回はその後の報告です。
無事チケットは配送されました。

お礼の連絡をいただき、早速予約を入れたとのことをお聞きしたので、潜入レポートで同行させてほしいとお願いしたところ快く🆗をいただきました。

今回の訪問は「悠心治療院」です。場所は鯉川筋から東に少し入った玉川ビルの4階にあります。
http://yushin-chiryouin.com

担当してくれるコージー先生が出迎えてくれます。

元気良く「こんばんは‼︎」とご挨拶したところ、ここはリラクゼーションもやっているそうで「お静かにお願いします。」とやんわり注意を受けました。(皆さん、行かれるときはお静かに)

問診票に今回治療してほしい箇所などを記入して、いよいよ開始です。
最初に脈診をして全体の身体の調子を確認されます。

そして髪の毛より細い針を手際よくトントンとさしていく先生。
後でお聞きすると、場所も深さもミリ単位で調整していくそうです。

鍼の後は全身を丁寧にマッサージです。今回は体験ということで20分コースだったのですが、おまけで時間をオーバーしてしっかり施術していただきました。

終わってから感想をお聞きすると、肩甲骨あたりがガチガチだったのがとても軽くなったとのこと。
その後飲んだビールは、いつもよりかなりまわったそうです(笑)。

ここは男性も🆗なので、次回はぜひ鍼とマッサージをお願いしたいと思います。ただし1日1組限定なので、要事前予約でお願いします、とのことでした!

身体もニットも日頃からメンテナンスが大事ですね。
(最後に無理やりhbkkにつなげました)

それではまた!

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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いざ、ホワイトデー!

■スゴいことが起きる!?1000回への道、その67回目

3月19日から1週間、北京経由でミラノ、ヴェネツィアに行く予定をしていた花畑です。中国もイタリアも今とんでもない状態になってますね。飛行機は早々に運行中止になり、ホテル代が無駄になりました(泣)。

コロナウイルスのせいで世の中は閉塞感でいっぱいですね。
イベントや各種集会、スポーツイベントや飲み会に至るまで中止・自粛のオンパレード。おかげでスケジュール帳は真っ白になってしまいました。
まあ出費も抑えられてありがたいのですが、そればっかりではホント経済が停滞してしまいます。

いろいろなことを考えていて、フト思いつきました。
「もうすぐホワイトデーやん!」
(思考の展開が意味不明ですが)

いくつか義理でチョコレートもいただきました。(嫁がくれなかったことを根に持ったりはしません。)
そうだ、何かお返しをせねばと考えました。(ここはセンスの見せ所ちゃう?)と自分にプレッシャーをかけながら。
そこでいろいろとネットを見ているうちに見つけましたよ!素敵なプレゼントを。

お友だちの大川さんが運営していてhbkkもお世話になっているネットショップ、Lydian Online Select Storeで面白い企画をやっていました。
それは「ホワイトデーのプレゼントに体験をプレゼントしよう!」というモノ。

なかなか面白そうだったので内容を見てみると、そこにもお友だちが何人かいるではありませんか。
エステの美幸さん、足つぼのミキくん、鍼灸のコージの顔が見えます。

まず、プレゼントする人が購入します。そのチケットは自分宛に送ってもらって手渡すこともできるし、相手の方に発送してもらうこともできるそうです。

あとは体験する方が、直接お店に予約をするという仕組みですね。有効期間も長く設定されています。エステやまつエク、足つぼ、鍼灸などは何かキッカケがないと新しいお店には行きにくいのではないのかなぁ、などと自分に納得させて‥

よし、購入決定!

今回は独断と偏見で、鍼灸にします。何を贈るか、相手の方と相談するのも楽しいでしょうね。

Lydian Online Select Storeで鍼灸を選びポチッとしました。
発送先を入力して、カード決済。
簡単に購入できました。さて受け取った方は喜んでくれるでしょうか。少しドキドキしますね。

お菓子やアクセサリーとはちょっと違って、体験をプレゼントするというセンスにご満悦です。

閉塞感で少々お疲れ気味の今のご時世に、癒しのひとときを贈ってみるのはいかがですか?
まだホワイトデーのプレゼントを考えてなかったあなた!体験プレゼントはオススメです!

プレゼントをすることで、自分も少し幸せな気持ちになることができました。もうすぐ桜も咲きます。楽しいことを考えながら、元気出していきましょう!

Lydian Online Select Store

それではまた!

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

hbkkオフィシャル&オンラインショップサイト
hbkk.jp

有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

プロフェッショナルに聞く~仕事、遊び、人生~ 第4回ゲスト:高原 昌彦さん(その3)

■スゴいことが起きる!?1000回への道、そ66回目

その1はコチラ↓

プロフェッショナルに聞く~仕事、遊び、人生~ 第4回 ゲスト:高原 昌彦さん(その1)

その2はコチラ↓

プロフェッショナルに聞く~仕事、遊び、人生~ 第4回 ゲスト:高原 昌彦さん(その2)

〜キラッと光るファクトリーブランドに〜

花畑:以前、高原さんからご案内いただいて、映画【トゥルーコスト】の観覧をご一緒させていただきましたが、あれがかなり衝撃的で考えさせられました。
高原:大量生産の背景に低賃金で働かされてる人がいて、なのに生産された服は簡単に大量廃棄されて、それが地球環境破壊にまで影響してる、という…。
花畑:服を作るものとして、すごく責任というか…、これ以上、服を作って良いのかとまで思いました。

トゥルーコストの上映会にて

高原:そうしたことを考えた上で、服作りをしていく必要があるんじゃないかな。hbkkは、当初からモノづくりに真摯に取り組んでると感じてるよ。
花畑:高原さんにそう言っていただけるとホント嬉しいです! まだまだですが…。そう、高原さんと対談したら、絶対にお聞きしたいことがあったんですよ。最近のニットって混率もすごく複雑になって3つ、4つの混合素材も増えてますよね。最初はそんな素材ってクオリティが悪くて手ざわりもイマイチだったんですけど、最近はそのあたりも良くなってきて…混合素材って正直、価格も下げやすいですし、僕が天然素材にこだわり続けるのって、どうなんだろう? とか疑問に思うことがあって。。。
高原:天然素材以外でも良い素材が増えてきたのは確かだよね。でも価格を下げるために混合素材にするのは違うんじゃないかな。主客転倒だよ。天然素材の良さを追求して、でも天然素材の商品を長く愛用してもらうためにそのデメリットを補うことができるのなら、天然素材100%じゃなくても良いのかもしれない。複合素材にすることで、素材そのものが強くなったり、軽くて着やすくなったり、お手入れが簡単になったりする場合もあるから。
花畑:なるほど。常に素材と価格の間を行ったり来たりしてしまうんですよね。。。
高原:作るものとしてその悩みは常だと思うよ。でもいちばん大切なのは、ブレないこと。花畑さんの考えが揺らいだらアカン。(笑)
花畑:はい。
高原:hbkkのお客様がどうしたら喜んでくれるか、それに集中するしかないんじゃないかな。その人のタンスやワードローブに、次、どんな製品を入れてあげたら喜んでもらえるか? それを具体的にイメージして…。前の皆さんの対談でも出てたけど、hbkkはマス狙いじゃなから、ファクトリーブランドになれると思うんだよね。

hbkkのボイルウールジャケットのモデルになっていただきました!

花畑:そうですけど男性はなかなか服に興味がなかったりしますし。。。
高原:興味がないんじゃなくて…例えば、女性は同性にどう見られるかを考えて服を選ぶ事が多いけど、男性は異性に(女性に)どう見られるか、がポイントだったりするでしょ。
花畑:確かに。奥様や彼女に選んでもらいたい、っていうのはよく聞きますね。
高原:そんな女性ウケ目線からメンズ服を考えてみるのもいいかもね。
花畑:hbkkを立ち上げるとき、高原さん、藤井さん(第1回対談ゲスト)、椋橋さんに集まってもらってご意見をいただいたことがあったじゃないですか。
高原:ありました! その時も、神戸の男性をオシャレにしたい、っていう花畑さんの考えがよく伝わったよ。今だからこそ、メンズをやりたいって…。
花畑:そうなんです。でも毎年毎年、悩むんですよね。。
高原:ニッチな層を狙うんだから爆発的ヒットはないかもだけど、だからこそのメンズってことに、もっと自信を持っていいんじゃない? さっきも言った、ファクトリーブランドになれば良いと思うから…。例えば夜の公園で、広い公園を照らす明るい照明じゃなくて、地面の上にキラッと光るガラスのかけらみたいな…でも見る人と角度によって強烈に輝く、みたいなね。そんな存在になってほしいなぁ。
花畑:キラッと光る! 嬉しいです!
高原:ファッションはライフスタイルそのものだと思うんだよね。ファッション業界は本当はもっと輝く業界であるべきだと思うの。新しい服を着たときはもちろんだけど、それを着て外出したとき、彼女とデートのとき、家族でゴハンに行くとき…そんな日常のシーンで、ちょっとワクワクできる、気分がアガる服、それを提供し続けてほしいと思います。自分で考えて自分の思い通りに服が作れるなんて、スゴいことだよ!
花畑:がんばります! 高原さん、貴重なお話やご意見、本当にありがとうございました!

【対談を終えて】
高原さんとは(株)ワールド時代に一緒に仕事をしたことはありません。お互い2001年に退職した後はお会いすることはなかったのですが、数年前に芦屋のドラゴンボートレースでご一緒させていただきました。
その時の印象がワールド時代とは異なっていて、とてもパワーを感じました。そのパワーはどこから来るのかと興味を抱いていたのですが、今回対談をさせていただき、そのパワーの源が見えたと思います。豊富な知識と経験を活かして、今もファッション業界の第一線を走っておられるからこそ、このパワーなりオーラが出ているんですね。

昨今、アパレル製品の大量生産、大量廃棄が社会問題化し、環境破壊にまで繋がっているといわれています。
高原さんもその問題を危惧して、ファストファッションの大量生産に警鐘を鳴らした映画「トゥルーコスト」の上映会を開催するなどの活動をされています。
私も今のファッション業界の在り方には危機感を感じていたので、この映画には深く考えさせられました。
対談の最後にhbkkのモノ作りに向けて背中を押していただいたので、これからも少量ながらも、自分が納得のいく質の良いものを作っていけたらいいなと思っています。
高原さん、今回はいろいろ勉強させていただき、本当にありがとうございました。今後ともご指導よろしくお願いいたします。

 

それではまた!

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

hbkkオフィシャル&オンラインショップサイト
hbkk.jp

有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

プロフェッショナルに聞く~仕事、遊び、人生~ 第4回 ゲスト:高原 昌彦さん(その2)

■スゴいことが起きる!?1000回への道、その65回目

その1はコチラ↓

プロフェッショナルに聞く~仕事、遊び、人生~ 第4回 ゲスト:高原 昌彦さん(その1)

〜プロフェッショナルになるには原点から理解すること〜

花畑:その『品質管理の高原さん』がどうやって講師に?
高原:品質管理の2年目かな、いきなり新入社員の研修を受け持つことになって。
花畑:え、2年目で!?
高原:業界のことをまったく何にも知らずに入社して、ホントにイチから教えてもらったその体験をそのまま教えてあげたら新人もわかりやすいだろうと…。僕の1つ上の先輩も専門学校の出身ではなくて、それで僕を推してくれたみたい。
花畑:そうなんですね。
高原:1時間半もしゃべらないといけないからね! そりゃあ教えるために勉強しましたよ(笑)。教えるためにはその10倍は知識がないと教えられない
花畑:2年目に任せるってスゴいですね。

講義中の高原さん。講師なのにダンディでお洒落!

高原:僕がわかるように、僕が覚えたように、と思って。例えば、綿や麻は枯れ草、ウールは髪の毛、シルクは蜘蛛の巣、合成繊維はペットボトル、と素材の元をそんなふうに表現しましたね。
花畑:枯れ草! それはわかりやすい!!(笑)
高原:それから、3年目くらいには芦屋芸術学院のスタイリスト学科の商品知識の授業を受け持つことになって。
花畑:会社が外部講師とか企業と学校の連携とかに力を入れてた頃ですね。
高原:そうそう。結局7年間も教えることになって。その経験が今につながってるかなぁ。それで、ちょうど10年目くらいの時に、品質管理を極めるか、ちょっと興味のある企画の方面にいくか、決断の時が来て。
花畑:スペシャリストか? ゼネラリストか?ですね。
高原:でもやっぱりいろいろやってみたくて。エアトーク(=部署名)に行きたい、と自分から希望しました。
花畑:エアトークって、学校の制服や企業のユニフォームとかを作る部署でしたよね?
高原:そうなんだけど、制服やユニフォームだけじゃなくて、その企業さんが販売する商品を一緒に考えていくの。
花畑:エアトークってそんなこともしてたんですか?
高原:どっちかというと僕の仕事はそれがメイン。例えば化粧品の会社が、自社ブランドとして服も売りたい、という時に声がかかって。素材選びから商品構成、デザイン、生産管理、品質管理、ロットや納期の調整…。
花畑:1人アパレルじゃないですか!?(笑)
高原:そんな仕事を10年近くしたなぁ。
花畑:今の高原さんのベースはそこなんですね、やっとわかってきました! お話を聞くまで、意外と知らないもんだなぁ。
高原:その後、会社がセカンドキャリア、いわゆる早期退職を募って…。
花畑:僕、その時、会社をやめて独立したんです! 一緒でしたよね?
高原:うん、僕もその時、手を上げました(笑)。3つくらいの専門学校から講師として声もかけていただいてだし、なんとかなるんじゃないかと思って。
花畑:スゴイ、安泰ですね。
高原:いやいや、やっぱりドキドキものでしたよ。20年近く働いた会社を辞めるというのは…。ちょうどその時、ワールドから独立した先輩が作った会社があって、そこに後輩が行ってたのね。その後輩から、今の会社には品質管理がなくて洗濯表示が決められなくて困ってる。一度、来てほしい、と連絡をもらって…。その先輩に会ったら「じゃ、お前、月1回でいいから来いよ」と言ってくれて契約してもらって。その時『こんなことも、仕事になるのかぁ』と思ったの。
花畑:それが今のコンサルティングの仕事に繋がっていますか?
高原:そう、それでファッションコンサルタント事務所を立ち上げました。生産、販売管理、商品知識から店頭に立つ人の販売教育までできるなぁと。他のアパレル企業やOEMやODMの会社に声かけて…今では8社と年間契約してるよ。大学の専任准教授なんだけど、実務家教員ということでと実業もできて、2足のわらじ状態です。

アパレル業界や素材に関する本も出版されています!

花畑:高原さんの授業、受けてみたいなぁ。
高原:大学での授業は、デザインとか素材とか目に見えるモノに目が行きがちなところを、もっとベースの目に見えないところから興味をもってもらうように心がけてます。服が1枚できるのに、どのくらいの人の手が掛かってるかわかる?
花畑:企画、デザイン、生産…。
高原:そのもっと前。ウールを生み出す羊を育ててくれる人がいるよね。その羊が質の良い毛になるようにするには、餌も良いものを選ぶほうが良い。その餌を作ってくれる人がいるよね…
花畑:そんなところから!!
高原:うん。僕の計算では1枚の服にざっと2500人くらいの人が関わってるよ。
花畑:2500人!!
高原:他にも、例えば素材に関しては、カシミヤはカシミヤヤギから取れた毛のことをいうけど、カシミヤヤギは中国や外蒙古などのカシミール地方といわれる夏と冬の温暖差が激しい3000m級の山で棲息しています。だから、ごつごつした岩場からカラダを守るための刺し毛(硬くて長い毛)が生えている。そしてその下に寒さから体を守る綿毛(細くて柔らかい毛)が生えている。それこそ命がけの毛なんです。
花畑:刺し毛と綿毛! 教わりましたね〜。
高原:そうそう。カシミヤはその綿毛だけを、毛が生え変わる季節に櫛で梳き取り糸にする。ウールのようにバリカンで刈り取る素材じゃないんだよ。毛足が長くて超極細の繊維。そして少ししか採れない希少品で独特の風合いと光沢があり暖かい。繊維の王様と呼ばれる所以だよね。
花畑:そうなんですね!
高原:そんな原点のところからちゃんと理解できると、カシミヤが風合いが良くて暖かい理由も、価格が高い理由も納得できるしちゃんと頭に入るよね。
花畑:ホントそうですね。
高原:あと、素材の最初の授業では、僕はまず洗濯表示を説明するの。ドライクリーニング、手洗い、水洗い…水洗いも、単純に水で洗うという意味ではなくて、水に洗剤をよく溶かして、そこに洋服を浸すように2〜3分押し洗いする、という意味なのね。そんな洗濯表示の違いや意味を説明すると、授業を受けてる子たちが、自分が着てるものの洗濯表示を見出すわけ。
花畑:僕も今、見ました!(笑)
高原:そうそう(笑)、そうやって現実のものと結びつけてリアルに実感することがファッション業界のプロとしてのスタートになる、と僕は思うんだよね。
花畑:プロ意識を育てる、ということですね。
高原:うん、ただ服が好きなだけじゃなくて、プロフェッショナルになるわけだから。例えば、実際に営業や企画していて、生地屋さんの売り込みにあって、取引するかどうか迷う場面とかあるじゃない? そういうときは「なんで?」を5回聞きなさい、と教えてるの。
花畑:「なんで?」を5回?
高原;なんでこの素材なんですか? この素材のメリットはなんですか? デメリットは何ですか…みたいに。5回くらい掘り下げていってちゃんとした回答がもらえたら、その生地屋さんも売り込みの生地も検討してみる価値があるかも、と考える。そんな指標になるかなと思って。
花畑:確かに5回も掘り下げられると、商品知識がちょっとあやふやだったり、自信のない商品なんかだと答えに詰まってしまいますね。。。僕も使ってみよう!(笑)

〜キラッと光るファクトリーブランドに〜に続く

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

プロフェッショナルに聞く~仕事、遊び、人生~ 第4回 ゲスト:高原 昌彦さん(その1)

■スゴいことが起きる!?1000回への道、その64回目

【高原 昌彦 × 花畑和幸】

第4回ゲスト:高原 昌彦
ファッションコンサルタント事務所A.P.Office 代表
国際ファッション専門職大学 専任准教授
Profile:1982年、株式会社ワールド入社。品質管理(素材事前検査・製品検査)を10年担当。同時にファッション専門学校にて企業派遣講師として商品学を講義。その後、営業・生産・企画MDを手掛ける。2001年に独立し、ファッションコンサルタント事務所A.P.Officeを設立。専門学校、大学にてファッション素材、企画、生産、販売についての講義・レクチャーを行う。2019年4月より国際ファッション専門職大学の専任准教授に就任。

〜そもそも品質管理って!?〜

花畑:僕からみた高原さんはもう品質管理の頂点、プロフェッショナルな方なんですが、ファッションコンサルタントや専門学校の講師、専門職大学の専任准教授などもしておられて…。
高原:よく言われるんだけど、ワールドに在籍してた約20年のウチ、品質管理にいたのは最初の10年、半分くらいかな。
花畑:半分?『品質管理の高原さん』というイメージがやたら強いです。。。
高原:ですねぇ。でも就職活動の時、アパレルの業界のこともまったくわかってなくて、就職課の先生に勧められて(ワールドを)受けたのね。服が好きです! とやる気をアピールしろ、と…。当時、本当にワールドもワコールもよくわかってなかった(笑)。
花畑:なぜ品質管理に? 何か専門知識があったとか…?
高原:ないない。大学も法学部の法律学科だったし、僕自信も絶対、営業だと思ってた。まさかの品質管理。品管って何? みたいなところからのスタート。
花畑:そうなんですか!? ちょっと驚きました。
高原:仕事も全くわからなかったんだけど、とりあえず何でも聞け、という先輩方に囲まれて。。。女性がスカートの下に履く『ペチコート』がなんなのか全くわからなくて、何ですか? と聞いたこともあるなぁ。
花畑:ペチコート! 確かにオトコは知らないかも!!(笑)
高原:知らないこと、わからないことは何回でも何回でも教えてくれる、そういう環境だったのがありがたかった。僕も必死に勉強しましたよ。会社から帰るときも資料をごっそり持って帰って…。
花畑:さすが、勉強熱心!
高原:それが会社を出たらすっかり忘れて、資料をカバンに入れたまま、翌日会社に持ってくるだけ(笑)。でも会社を出たら仕事のことは忘れる、というか…心の切り替えができて良かったんじゃないかな、と今では思ってますけど。
花畑:僕もアパレルに憧れがあって入社しましたけど、営業職はなんとなくイメージできるじゃないですか。でも品質管理って…。
高原:僕も企画や営業に憧れて、ずっとコンプレックスがありました。そもそも品質管理って何するとこ? と思ってて…。初めての仕事はずっと机の上で、素材を調べて覚えて…洗濯表示を付ける、、、だったし。だから基本的に他の部署より早く帰れるし、営業や企画スタッフからは嫌味半分、羨ましがられたけど…。でもクレームの電話が入ると消費者のお宅に直接お伺いしてお叱りを受け…。僕が作ったものでもないのになんで!? って思うこともあったよ。
花畑:消費者の方の家にお伺いするんですか?
高原:うん。縮んだとか色が変わったとかクレームの内容を聞いて、実物を見せてもらって…どんな風に扱ったか、どんな洗濯をしたか、どんな保管方法だったか、とにかく細かくお聞きするんです。『なぜこうなったか?』の原因を追求する…。
花畑:失礼ですが、イチイチ?? あんなトレンドを追っかけてる業界で?
高原:そうですね(笑)。でもそんなアフターケアについて、現場でイチから教えてもらったのが僕にとっては良かった。商品企画と消費者を結びつけるというのか…。消費者の声を企画に届け、企画の思いを消費者に届ける。品質管理が縁の下の力持ち、と言われる理由もわかったし。時代が良かったのかもしれませんが、『ゆっくり育ててもらった』と思います。
花畑:当時、ワールドという会社は品質管理に特に力を入れてましたよね?
高原:そう、だからいろんな会社が、新しい素材をどんどん提案しに来てくれてた。それをまず最初に手に取れるのも楽しかったね。試作生地みたいなものから、シルクプリントやカシミヤ×アンゴラ、それにシルク×ウールとか。シルクとウールは全く別の動きをする素材なんだけど、それが合わさると本当にいい風合いに…。いい素材をさわらせてもらって、カラダで覚えさせてもらった。
花畑:それは面白いですね。ちょっと羨ましいなぁ。
高原:でも新しい素材だからいろいろ問題も起こったりする(笑)。色落ちなんかは結構あって…イタリアの素材を色落ちさせないためにどうしたらよいか? 日本で染め直すことはできないか? なんてことをずっと考えてました。
花畑:品質管理ってそんな生地の最初のところからやってたんですね。
高原:僕の結論としては、『品質管理は洋服のお医者さん』。クレーム素材も対応をいろいろ考えて、元気にして帰してあげる。そんな存在。
花畑:いいですね〜『洋服のお医者さん』!

〜プロフェッショナルになるには原点から理解すること〜に続く

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。