- ■スゴいことが起きる!? 1000回への道、18回目
皆さん、こんにちは。
先日、奈良の大峯山に思い立って行って来ました。知る人ぞ知る世界遺産。日本七霊山の一つとしても有名です。ここは最近何かと物議をかもしている女人禁制の山。
目的は最強のお守りといわれる「九重守り」を買うためです。願掛けをしたいことがあり、以前友人が取りに行ったと話していた最強のお守りの話が気になっていたのです。
最強のお守りは、一生に一度しか使えないお守りとして「マツコの知らない世界」で紹介され話題を呼んだのでご存知の方も多いかもしれません。
朝4時に起床、半ば強引に同行してくれることになった友人・アリちゃん宅を出発したのが5時。大峯山の入り口の駐車場に着いたのは7時半でした。軽く準備運動をして登り始めたのが7時50分ごろ。最初に出迎えてくれたのはなんと「女人結界門」です。いきなり霊験あらたかな気配が漂います。
歩き始めて30分、気温が低い、酸素が薄い…。来たことを後悔し、気がつくと膝から崩れ落ちていました。心の声はアリちゃんの後ろ姿に向かって、「ここで待ってるからお守り買うて来てくれへん?」…もちろん声には出せません。なんとか気を取り直して立ち上がって歩き出しました。
ふと見ると1000mの立て札が。大峯山は標高1719mです。「もう半分ぐらい来たよね?」するとアリちゃんの無情の一言…「あと2時間ぐらいですわ」うそ〜ん!(泣)すでに乳酸が爆発です。
天気も良く、1時間ぐらい歩いて山頂でお守りを買って、おにぎりを食べ、ビールを飲む…。構想がもろくも崩れ去った瞬間でした。
それからは、ひたすら歩く、歩く、歩く。
こんなとこや
こんなとこや
こんなとこの連続です。
やっと最初の茶屋に到着すると、あれ、閉まってます。誰もいません。「時間が早いもんなぁ」と言いながら出発。
助け水の祠に着きました。…水、出てないし。やっぱり「時間が早いもんなぁ」と言いながら出発。
ゆっくり歩いているうちにちょっと元気になって来ました。クライマーズハイてところですかね。
第ニの茶屋、第三の茶屋もクリア。やはり閉まっており、誰もいません。
「今日、大峯山貸し切りやん!」「平日やもんな!」「俺ら二人が大峯山を支配した!」
テンションが上がってきました。山頂も、もうすぐです。
と思っていたら…目を疑う風景が飛び込んで来ました。
「何?この鎖」「あぁ、これを持って登るんですよ」「聞いてないけど」「言うてませんし」
ホンマ無理やから…ここまで来て、まさかのリタイア!?
続く。
それではまた。
ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。
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有限会社アチェット 代表取締役
株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。
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