走り抜きました、初の神戸マラソン!

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その38回目

激走?の神戸マラソンから一夜明け、ほとんど筋肉痛を感じないことに「ぼくもまだまだ若いんちゃうん?」と密かにご満悦の花畑です。

今日はファッションネタから離れて、昨日感じたことを書きます。今回は少し長いです。

そもそもなぜフルマラソンに挑戦しようと思い立ったのか???

50歳のときに大きな病気をして、もうアカンかなと考えた時期がありました。なんとか克服したときに人生観が変わったのを感じました。
元気でいることは決して当たり前ではなく、とても有り難いこと。
悔いを残さないように、やりたいことにチャレンジしよう。
そんなことを考えてやりたいことリストを作成し、「いつかやろう」と思っていたことにチャレンジを始めました。「メンズブランドを立ち上げる」でhbkkを立ち上げましたが、その他の目標の一つに「フルマラソンに挑戦する」がありました。

同じ走るなら大好きな神戸の街を走りたい、と、第3回からずっと応募してきましたが、第8回の今年、初めて当選しました。応募当初のモチベーションはかなり下がってたので、当選メールを受け取った時は喜びよりも正直、戸惑いを先に感じましたね。
ここで一句。「当選は忘れた頃にやってくる」

練習しなければと思いつつ、連日の不摂生。気がつけば本番まで残り1ヶ月を切っていました。そこから週1回のランニング。最長は15kmまでしか走れませんでした。
こんなことで42.195kmも走れるのか…不安は募ります。
しかも前日まで博多、名古屋と続くハードな出張です。(ただの深酒)

そして迎えた本番の日。
ハーフマラソンは経験があったので、「とりあえず20kmまではなんとか走ろう。後は野となれ山となれや」と開き直りました。当日は快晴無風の絶好のコンディション。
9:00から第1ウェーブ、9:15から第2ウェーブ、計約2万人がスタートしました。

沿道では多くの方が応援してくれています。タッチしたりしながら、ちょっと人気者になった気分。「トラ頑張れ〜」なんて声援も受けましたね。(1人で走るのが寂しくてトラを縫い付けて走りました)

10kmぐらいまではとても快調でした。「なぁんや、イケるやん!」と楽しく走っていましたが…15kmを過ぎた辺りから身体が重くなってきて…。
なんとか歩くことなく折り返しましたが、23kmを過ぎると脚も徐々に悲鳴を上げ始めます。

そして辛さを堪えながら走り続けた32km付近で、目を疑う光景が!なんと自分の名前を発見!したのです。

なんと後輩の内谷クンがサプライズで用意してくれていました。彼自身もマラソンを走るので、地点もノボリも絶妙です。一気に元気回復しました。
駒ヶ林辺りの応援もスゴかったですね。沿道の方がドリンク、チョコレート、冷却スプレーまで用意してランナーを励ましてくれます。これにもとても元気をもらいました。

アグロガーデンで鉄板コテの助さんとタッチして、いよいよハーバーランドに向かいます。

この辺りからいよいよ脚も、限界に近づいたイヤな感じです。
そしてここから最後の超難関、浜手バイパスです。
いきなりの登り坂(泣)。

行けども行けどもアスファルト。両サイドは防音壁で景色も見えず、スタッフさんのみ。
なんと!ここで脚が完全に攣りました!まさか無念のリタイアか!?

道端でストレッチをし、冷却スプレーを振りまくって、なんとか騙し騙し進みます。浜手バイパスてこんなに長かったっけ?車だと数分で通過するのに、なんて考えているとやっと神戸大橋が見えてきました。
さぁあと3kmちょっとです。

そして神戸大橋を渡り終えたところに後輩の萩原クンの姿が!
「花畑さ〜ん」と写真も撮ってくれました。


そこで僕が発した言葉が、「ワッキー(今回走っている後輩女子)はもう通過した?」「まだです!」「あいつには勝ちたいねん!」
…この期に及んでなんと器が小さいんだろうと後で反省しました。

最後の直線は両サイドに本当に多くの応援の方がおられました。この間はカッコつけて走りましたよ。(それまで歩いてましたが)

ゴール直前、コースの中で全員とタッチしながら「初マラソンの人は今日がベストタイム‼︎」と大きな声で励ましている女性がいました。
「元気なおばちゃんやなぁ」と思っていたら、後からその方が有森裕子さんだと教えられて驚いたのはここだけの話です。

ゴールして完走記念のタオルとメダルをもらった途端、急に脚が動かなくなりました。緊張の糸が切れたんですね。

帰りのポートライナーでは階段を降りるとき、手すりを取り合うゾンビが集団発生していました。

そんなこんなで楽しい神戸マラソンが終わりました。

マラソン経験豊富な友人が、不安がるぼくにアドバイスをくれました。
「30km超えた辺りからホンマしんどいけど、人生であんなに応援してもらえることはないからそれが励みになって頑張れるよ」と。
この言葉に偽りはありませんでした。

(泣き言?を載せてしまった)Facebookのコメントや、応援メッセージをいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

翌日の今日は朝から不思議と幸せな気持ちに包まれてこれを書いています。プレッシャーから解放されたせいなのか、それとも達成感なのでしょうか。

人生観が変わったかはまだわかりませんが、幸せな気持ちにしてくれることは確かなようですあんなに苦しかったのに、また走ってみようかなと考えている自分が不思議です。

それではまた!

ニットで人を幸せにしたいーーー。

花畑和幸でした。

hbkkオフィシャル&オンラインショップサイト

hbkk.jp

有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

お買い物レポート〜その1

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その37回目

来たるべく日曜の神戸マラソンを控えて、心なしか膝が痛い花畑です。

前回のブログにも書きましたが、hbkkのジャケットをお買い上げいただいた友人と一緒にシャツとボトムを買いに行ってきました。今日はそのレポートをお届けします。

購入いただいたジャケットはボイルウールのベージュ

ワッフルタイプのネイビー

ジャケットが決まっているのでセレクトは楽でしたね。
彼は仕事が士業ということもあり、普段からきっちりしたスタイルをしているイメージがありました。

『よ〜し、イメチェンするぞぉ』と気合いを入れてお買い物開始です。本日の目標は共通で使えるシャツ2点とパンツ2点を探すことです。

あらかじめ考えていたイメージを伝えると、スンナリ「お任せします!」とのこと。さらに気合いが入ります。

umieのユニクロに行きました。スタイリングのトータルコストを抑えるのに、ファストファッションを取り入れるのはアリですね。広い店内をグルグルと周ります。

ここで怒りの一言。
最近のスタッフどうなっとんねん!
「メリノウールでリブのタートルはありますか?」て聞いたら、なんと‼︎
スマホのアプリで検索を始めました。
オイオイ、自分の店の商品の場所ぐらい把握しときなさい。
さらにシャツの売場では、「首周りと裄丈でサイズを選べます」との表示があったので、採寸をお願いすると測り方がメチャクチャ。思わずマイメジャーを出してきて僕が測りました。余談ですが、これがW社なら即、帰らされてますね。

そんなこんながありながら、無事にシャツ2点パンツ2点をセレクト。


試着して鏡を見たらイメージが変わる自分の姿を見て、彼もどんどんノッテきた感じです。

素材感色目で、ニットジャケットとのコントラストがはっきりするものを選びました。ネイビーのジャケットには、ピンクのシャツグレーのウールブレンドのパンツを合わせて、ちょっと色気のあるスタイルの出来上がりです。

パンツのもう1本はストレッチのチノタイプにしました。彼は試着のときは、これまでに履き慣れたオーソドックスなチノパンが気に入ってましたが、長身で脚が長いのでスリムフィットのストレッチを勧めてそれにしてもらいました。

どうです?カッコ良くないですか?
着ることに無頓着だった彼がオシャレに目覚めてくれました。
hbkkのコンセプトである、『大人の男性にもっとおしゃれを楽しんでいただきたい!』をリアルに実現することができて、僕もとても楽しい経験をさせていただきました。
12月には別のお客さまと一緒にお買い物に行きます。イメチェンした姿を想像すると今から楽しみです!皆さまももしご希望があれば…お買い上げ&お声がけください(笑)。

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。

花畑和幸でした。

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有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

おっさんずラブ???

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その36回目

最近、ちょっとインスタに目覚めて、hbkkのインスタ(hbkk17)を日々更新しているのですが(そちらも見てね~)、おっさん…もとい、メンズファッションの画像がズラーッと並び、おっさんずラブと間違われないか、ちょっと心配になっている花畑です。

つい先日、プロラグビーコーチの二ノ丸友幸さんとお会いしました。

昨年からhbkkを着ていただいているのですが、なかなかお会いすることが出来ず今回初めましてとなりました。

1979年生まれの39歳。若い!

彼は同志社大からトップリーグのクボタで活躍された名プレイヤーです。

2006年に引退したあと、一度はラグビーから遠ざかり、広告宣伝部等に従事するなど社業に専念されていたそうです。

2016年に約15年勤務した株式会社クボタを退社し、企業内人材育成研修事業やプロコーチング事業を主に展開する「Work Life Brand」を設立し、代表に就任。全国屈指の強豪チームである御所実業をはじめ全国12チームとコーチング契約中です。

フェイスブックやラインでやり取りをしていたのですが、お互い人見知りはしないようで、しばらく経って気づくと「花さん」「マルちゃん」と呼び合っていました。

お互いの経歴などを話し合ったあと、今年の新作を試着していただきました。彼はお爺さんがメリアス編みのお仕事をされていたこともあって、子供の頃から服には興味があったそうです。

hbkkもインナーやボトムを考えながら着こなしてくれています。

彼との縁を繋いでくれたのは、ワールド時代の同期のスーパーウーマン柏田裕美さん。

彼女は今、ラグビー関連の仕事をしている関係で、二ノ丸さんを紹介してくれたのです。

人との出会いは大事ですね。ランチしながらお互いの仕事をうまく繋ぐことをアレコレ考える時間はとても楽しいものでした。

いよいよ2019年にはラグビーワールドカップが日本で開催されます。

野球をはじめ、スポーツ観戦はもともと何でも好きな方ですが、こんな風に競技に近しい人と仲良くなると、ラグビーへの興味が俄然アップしてきますね~。

トークもイケてるマルちゃんは、気がつけばワールドカップで解説とかやってるのではないでしょうか。

その時はもちろんhbkk着用やね?マルちゃん!(笑)

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。

花畑和幸でした。

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有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

やりました、展示即売会!

◾️スゴいことが起きる!? 1000回への道、その35回目

11月に入って、1つめのヤマ場を終え、ホッとしつつも、後2つの大きなヤマ場、(一つは神戸マラソンです!)に向け、ソワソワドキドキが止まらない花畑です。

神戸での第1回展示即売会が終了しました。
ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。

企画したときは自信があるデザインだったのに、いざ製品として上がってくると、どんな反応になるかハラハラドキドキしていました。
おかげ様で新作の評判もまずまずで、ホッと胸を撫で下ろしています。


その中でも一番、反応が気になっていたのがアゼ編みのパーカー(3色展開/31,320円 税込)です。

しっかりと目付けもついて、ズッシリとしたニットらしいニットです。自分は大好きなのですが、最近の風潮からするともう少し軽めの方が受け入れられるのかなぁと思っていました。(目付けとは製品に使っている糸の重量のことです)

袖口のラインとかポケットの袋を配色にして、小技を効かせてみました。ボタン止めの糸も配色です。(←このボタン止めの糸は夏にご報告したサンプル検討会にご参加いただいたメンバーのご意見を採用させていただいたものです!)


色展開にも悩みました。最初はネイビーホワイト、ライトグレーにしていたのですが、最終的にライトグレをカーキに変えました。このカーキが思ったより好評で安心しました。

次に好評だったのがワッフルタイプの編み地のジャケット(4色展開/32,400円 税込/レディスサイズもあり!)です。これもニットらしい編み地の表情が気に入っています。

今回の展示即売会で気がついたこと。
コンセプトでターゲットにしている年代よりも若い方も多く来てくれました。昨年デビューしたhbkkに注目してくれていたそうです。

「そろそろジャケットスタイルに挑戦します。」
「上質な服が着たいです。」など嬉しいことを言ってくれました。

これまで高価な服を買ったことがないとのことで、hbkkのプライスは少々ハードルが高かったみたいですが頑張ってお買い上げいただきました。

また別のお客さまはニットのジャケットに初挑戦で、スタイリングがよくわからないとのこと。
思わず「一緒に買い物行こか!」となりました。インナーとかボトムをアレコレ選んできます。

色々と嬉しくて楽しい3日間でした。来週からは各地回って販売します。また反応にドキドキしながら。

神戸では次に12月13日から3日間、展示即売会を開催させていただきます。
また皆さまとお会いできるのが楽しみです。

あっ、「一緒に買い物、行って!」て方はぜひ連絡くださいね。自分で選ぶとどうしても同じような物を選んでしまうので、また違ったイメージにチャレンジしてみてください。

最後に一言。
「hbkkを着たらモテます!」
たぶん…。

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。

我が子の旅立ちの時

スゴいことが起きる!? 1000回への道その34回目

朝晩、すっかり寒くなり、『いよいよニットの季節だ!』…と寒さが苦手な僕は、ホントに自分のためにニット製品を作りたかったんだなぁと痛感しながら、気持ちを奮い立たせている花畑です。

私ごとですが、次男の就職が決まり、今日は内定式です。10月1日だったのですが台風の影響で延期になり、今日となりました。親としては感慨深いものがありますね。

さて、今日からいよいよ展示即売会を開催します。

今回のラインナップの中でも、新作のワッフルタイプの編み地のジャケット(4色展開/32,400円 税込/レディスサイズもあります!)

フードつきのアゼ編みのパーカー(3色展開/31,320円 税込)

 が人気です。

 

僕は2001年に有限会社アチェットを設立して、「giorno & sera」というレディスブランドを立ち上げました。

オリジナルブランドだったので、製品はもちろんのこと、ブランドネーム、下げ札、洗濯ネームなど全て一から作成しました。一つひとつ考えるのがとても楽しかったことを覚えています。

デザインを考えサンプルを作成した後、製品として上がって来た時は、とても感動したのを鮮明に覚えています。スタッフと興奮してハイタッチなんかしてましたね。

そのブランドは3年ほど頑張ったのですが、商品力、営業力、販促、それぞれの不足、景気の低迷、アパレル業界の構造の変化などにより、あえなく力尽きました。

それから約13年。

昨年、ずっと温めていたメンズのニットブランドを立ち上げることができました。

最初のブランドを立ち上げたときの感動を、もう一度味わうことができました。

あのときは勢いで突っ走りましたが、いろいろシンドイことを体験していた分、今回の喜びはより深まったように思います。

hbkkのホームページにも、このブログの文末にも、いつも

ニット幸せたい

と書いています。

レディスのときは自分では着れないので、想像でモノ作りをしていました。

でも今回は違います。素材こだわり数量追わ自分着用納得いくだけを作っています。それはとても楽しい作業です。

その可愛い息子のような製品が上がってきました。

今回は新作のワッフルジャケット、昨年好評のボイルウールジャケット(27,000円税込)、ミラノリブジャケット(30,240円税込)にレディスサイズもご用意しています。そして、それぞれホワイトカラー他、新色も登場しています!

ボイルウールジャケットの新色、ベージュ!

いち早く予約いただいた方に、お渡しを始めています。

「軽くて暖かくて最高!」なんてお褒めの言葉をいただいた時は、我が子を褒められた親バカのような気分に浸っています。

人生でステージが変わっていく中において、仕事の進め方もプライベートも当然変わっていきます。

ガムシャラにやってきた30代、40代を経て、ひと息ついて自分の来し方を考え、また次のことを考える。

そんな同世代の皆さまの生活に、hbkkがいれば素敵なことだと思います。

 

手塩にかけた息子たちをぜひ見に来てください。

こだわった素材に触れてみてください。

ニットジャケットを着て雰囲気が変わったら、周りの景色も違って見えるかも!

展示即売会のご案内です。

第1回●11/1(木)~11/3(土)

第2回●12/13(木)~12/15(土)

会場●株式会社ドアズ/2階・イベントスペース

(神戸市中央区琴ノ緒町1丁目6-5)

時間 ●11時~18時

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。

花畑和幸でした。

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有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。