ユニクロユーをご存知ですか?

ようやく秋の気配が濃厚になってきましたね。

朝晩の冷え込みも感じられ、いよいよニットのシーズンだなぁとほくそ笑んでいる花畑です。

いきなりですが、ユニクロ ユーはご存知でしょうか?

エルメスのアーティスティックディレクターを務めたこともあるフランス人デザイナー「クリストフ・ルメール」と、ユニクロのコラボラインです。ユニクロ価格でルメールがデザインした服が買えるので人気があります。

では従来のユニクロとどう違うのでしょうか?

その1 デザインはけっこう攻めてます。特にシルエットは違いますね。

コートのオーバーシルエットや、シャツやボトムのタイトシルエットはカッコ良さそう。

その2  価格は同じアイテムなら1000円から2000円程度高くなっていますが、世界的なデザイナーが手掛けてることを思えば破格と言えるかも。

中には着こなしの難しいデザインもありますが。

その3 取り扱い店舗が限られます。

全店舗で販売されるわけではなく、フルラインナップで展開するのは各都道府県1〜2店舗、全国で62店舗です。

兵庫県では神戸ハーバーランドumie店、阪急西宮ガーデンズ店の2店舗のみ。少なっ!

もちろんオンラインショップでは購入できます。

ちなみに素材はユニクロとほぼ同じです。

このユニクロユーの2018AW商品が、9月14日なんと明日から販売が開始されます。

今季はレディス36型、メンズ38型の展開のようです。

ではネットでチェックした個人的な感想、聞いてもらえますか?

シャツとボトムのシルエットがカッコ良さそう。特にボトム丈と素材のバリエーションは面白そうです。

あっ、チェックしてるのはメンズだけなのでレディスはほぼノーチェックです。

ニットはセーターは展開していますが、ジャケットはやってません。(良かった〜〜)

さてここでこの秋冬のスタイリングの作戦を考えたいと思います。

ジャケットはもちろんhbkkで決まり。

素材、シルエットともに完成度が高い!

(ここは自分で言っとかないと)

シャツとボトムはユニクロユーを活用したスタイリングで考えてみます。そうすればトータルコストは抑えつつ、カッコよく仕上がる…ハズ!

ということで、明日はこっそり(?)ハーバーランドumieに行くつもりです。

hbkkのジャケットと相性の良いボトムを見つけたいと思います。

納得のいく成果があれば第2弾レポートをお送りしますね〜。

それではまた!  

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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神戸マラソン、走ります!

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その29回目

皆さん、こんにちは。

普段カレンダーの意識がほとんどない僕も、チャッカリ世間に便乗してお休みさせていただき、さていつ仕事を再開したら良いか思案している花畑です。

今回はファッションとは関係ないお休みバージョンです。

5年前に病気をしたときに、やり残したことリストを作りました。
その中の一つに「フルマラソンを走る」というのがありました。

芦屋のお花見マラソンの勇姿!

走ろうと思った理由は、フルマラソンを完走した経験のある人たちに、「ゴールしたときの達成感がハンパない!」とか「人生観が変わった!」とかなんとか、良いことばっかり言われたことです。

僕も病気をしたときに人生観が変わってるので、「へえ、そうなんや。また人生観、変えたろかい!」てなもんでした。

以後、2013年の第3回大会から応募すること6年。過去5年連続落選でしたが、今年はなんと!当選してしまいました。

毎年応募しては落選の繰り返しだったので、今年も抽選の結果を知らせるメールが届いても「はいはい、どうせ今年も落選ですよね〜」と軽い気持ちで開けると…「当選」の文字が。 「えっ!えっ!」2度見しました。

さあタイヘンです。
ここ3年ほどは、打ち上げを兼ねた花見をしたいだけの不純な動機で、年に1回ハーフマラソンを走るだけでした。全く練習もせずに。

さすがにフルマラソンはそんないい加減な取り組みでは無理だと、ココロを入れ替えて練習に取り組もうと決心しました。

とってつけた感、満載!買っただけでまだ読んでません!
まずはカタチから。シューズ、ポーチ、キャップはバッチリ!

酷暑の7月、いよいよ練習スタート。今年は春のお花見マラソンをサボったので、実は1年3ヶ月ぶりのランニングです。

最初はホント、コワゴワです。ヒザが痛くなったらどうしよう、胸が苦しくなったらどうしよう…キロ7分ぐらいのペースでゆっくり走ってみました。

やっぱり走り始めはキツい〜。
ところがヘロヘロと走っているうちに段々と身体が軽くなってくるじゃありませんか!

やっぱ才能あるかも…(ココロの声)

余裕が出てきて周りを見渡すと、けっこういるんですね、走ってる人が。それも僕と同年代かやや先輩と見受けられます。

ちょっと、ヤル気が出てきましたよ〜。
11月18日の本番に向けて練習頑張ります宣言出ました!

当日、完走した後の打ち上げも企画してます。会場に入るときの曲はもちろんZARDの「負けないで」(笑)

神戸マラソンはオプションでゼッケンに文字を入れることができます。もちろん申込みました。「hbkk」を付けて走ります。いっそのことニットジャケットを着て走ろうかと思いましたが、イメージダウンにつながりそうでさすがに断念しました。

ところで6月には当選の連絡が来てたのに今ごろ報告???

実はビビって、走ろうかどうか迷ってたというのはここだけの話。
さて僕は完走できるでしょうか?
乞うご期待ください!

フルマラソンという未知の世界を経験できると思うと今からワクワクします。  このブログもようやく29回。1000回をゴールとしたらまだ1.2km地点をウロウロしてることに気がつきました_| ̄|○

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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サバイバルウエディングに学ぶ!

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その28回目

皆さん、こんにちは。

経験と勘と度胸を頼りに秋冬の発注を完了し、おまけに来春夏向けのお気に入りの素材を見つけて、「hbkk春夏をデビューさせるぞ〜!」と気合を入れ直した花畑です。

さて皆さん、今シーズンのテレビドラマ、何がお気に入りですか?

僕がハマっているのが土曜日22時からの「サバイバル・ウエディング」。

主人公「黒木さやか」(波留)は、恋人和也と30歳の誕生日に結婚式をあげる予定で寿退社したところ、その夜にフラれるという衝撃的な展開からスタートします。

翌日会社に復職を願い出たところ、配属されたのが女性ファッション雑誌riz。そこで敏腕編集長「宇佐美」(伊勢谷友介)に出会います。

まぁこの編集長がヘンな奴でイヤな奴でナルシストで毒舌でヘンな髪型で独特のファッションセンスの持ち主。しかもパワハラお構いなしです。

でもなぜか憎めません(笑)

この編集長、さやかに半年間婚活をし結婚すること。それを毎月の連載企画で記事にすること。半年で結婚できなければクビ!と、ムチャクチャな指示を出します。

「宇佐美」はさやかに色々と恋愛についてレクチャーします。ファッション誌の編集長という設定だけあって、シャネルやエルメスなどのウンチクや戦略を引用するのですが、これがなかなかわかりやすくて面白い。共通することは「妥協せずに自分の価値を高めていくこと。」

特に興味深かったのが先週の放送の中にあった「COACH」のメンズ戦略です。

皆さんもよくご存知のコーチはもともと高級革製品を扱う女性ターゲットのブランドでしたが、90年代のカジュアル化の傾向を踏まえ、新たな市場開拓をと日本で男性ターゲットにビジネスバッグを展開する際に立てた戦略が紹介されていました。

その①

空いてる市場を見つけてポジショニングする。

市場調査の結果、当時の日本男性は、20万円以上ならラグジュアリーブランドのバッグを買いたいがなかなかハードルが高い。しかし4万円以下のバッグもl持ちたくない。当時5〜8万円のバッグを取り扱うブランドはありませんでした。そこのゾーンをホワイトスペースと位置づけ、『手の届く高級品』へポジショニングを変えた、というのです。

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その②

顧客の要望に徹底的に応える。

ポケットの位置や持ち手の長さなど、顧客の声を徹底的に聞いて商品に反映させました。当時顧客の声を聞くブランドというのは存在しませんでした。リアルな要望を直接顧客に聞く、というのはかなり大胆な戦略だったのではないでしょうか。

あれ!あれれれ!カンのいい皆さんはもうお気づきいただけましたでしょうか?

「これって、まさにhbkkやん!ポジショニングも顧客の声を聞くサンプル検討会もぴったりハマってるやん!」

…とドラマを見ながらほくそ笑んでしまいました。なんだか少し自信が出てきたかも。

「雑誌に載っている30万のニットには手が届かない。かと言ってファストファッションでは物足りない。そんな大人の男性に気軽にお洒落を楽しんでもらいたい」

hbkkのターゲット設定、プライス戦略イケるかも!

そして「宇佐美」はさやかに向かってこう言います。「まずは服を変えることだ。服なんて今日からでも変えられるだろう」

「俺が服の威力を思い知らせてやる」

カッコいい〜!!髪型ヘンやけど。

僕ももっと皆さんに「服の威力」をお伝えしたい!と思った次第です。

秋冬の新作アップは10月中旬ごろかも。あっ、これは決定です!

今日は土曜日。サバイバルウェディング見なくちゃ。

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。

花畑和幸でした。

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やりましたよ〜サンプル検討会!

◾スゴいことが起きる!? 1000回への道、その27回目

皆さん、こんにちは。

サンプル検討会を終えて、仕事終えたモードに入りそうな花畑です。(アカンアカン)

前回のブログでも紹介させていただきましたが、先週の金曜・土曜と「サンプル検討会」を開催させていただきました。

アパレル時代の大先輩から、昨シーズンhbkkを購入してくれた友人、販促を担当してくださる方々、そのご紹介メンバーなど大盛り上がりの2日間でした。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

アパレルの血が騒ぎます!?

昨年のデビュー品を購入して着用してくれている方の意見は、『ナマの声』ですのでとても参考になります。一人であれこれ想像しながらやっている時よりも、格段に精度が上がりますね。

感想その①
「皆さん、なかなかこだわりをお持ちでいらっしゃる」
デザイン、カラー、着丈やサイズ感などなど。変更点はそこそこ多くなりましたが💦。

ボタンの位置を調整中

感想その②
「今までかなり想像でモノを作ってたかも」
細部まで目が届いてない点もいくつかご指摘を受けました。これからはもっとお客さまの声を聞こうと固く心に誓った次第です。

お茶目な戸田社長

そして今後の撮影や動画の打ち合わせもでき、みんなのアイディアや発想が合わさって面白い見せ方ができそうな予感です。

そのなかでちょっと嬉しい出来事がありました。
2日目に20代の男子が来場してくれたのですが、聞けばなんとウチの長男と同じ学年。その子(もはや親目線)がとてもファッションが好きらしく、ほぼ全型試着してくれて、「カッコイイ!」「デザインいい!」「色も合わせやすい!」と大興奮。

テンション上がってます!

普段はファストファッションを購入することが多いそうですが、「着てみると素材の良さがすごくわかります!」とかわいいコトを言ってくれます。

「今日の服は全身で、3,000円ぐらいしかかかってません!」と明るく笑うところがまた健気。(完璧に親目線)

hbkkのターゲットは、彼らの親世代(=ぼくの世代ですが)だという話をすると、「僕も絶対買いますし、次に販売会があるときは、親父も連れてきます!」と言ってくれました。
「親父にプレゼントして、後で共有するのもアリですね!」(キミはなんてイイ子なんや!=心の声)

ウチの長男がぼくの誕生日を忘れてたことなんて、大したことではありません。(泣)

「素材が良いと愛着が持てるし、長く着れるので、同世代の友人にも好きなヤツが絶対います、勧めたいです。」とも。(リップサービスちゃうよね…=心の声)

若い世代にもアプローチしてみようかな?とちょっと調子にノッてます。

それにしても、お父さんやご兄弟と共有してもらえるって、とても嬉しいですね。

息子世代とも繋がりができ、またいろんな意見も聞けて本当に有意義な「サンプル検討会」になりました。皆さまの声を聞いてパワーアップしたhbkkにぜひご期待ください!

さて経験と勘と度胸を頼りに発注しますか。
(結局はソコ???=心の声)

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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サンプル検討会、やります!

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その26回目

皆さん、こんにちは。

日本は亜熱帯に突入したと
確信している花畑です。

アパレル時代、展示会前に「サンプル検討会」なるものをやっていました。
上がってきたサンプルを前に、デザイナー、MD、生産管理、営業など各セクションのスタッフが集まり、いろんな角度からあーたらこーたら議論するのです。
「このデザインはいい!」
「このポケットはいらない」
「もっと値段を下げてほしい」
「ウォッシャブルにしてほしい」
などなどあらゆる意見が出ます。それを基にサンプルがどんどん進化していきます。ドロップ(生産中止)になることもありますが(泣)、なかなか楽しくエキサイティングなミーティングでした。

ボタンの大きさを決めています
展開色には毎回悩みます。

そこで!!

hbkkでもやりますよ。
「サンプル検討会」

ここのところのブログで、秋冬の新作のお披露目をさせていただいてきましたが、やっぱり、百聞は一見にしかず、ということで、このサンプルを皆さんに実際に手にとってご覧いただくサンプル検討会を開催することにいたしました。

アパレル業界ではこの時期、たくさんのメーカーが秋冬の展示会を開催しており、小売店さんは、経験と勘と度胸を頼りに、エイヤッで発注をします。カリスマバイヤーである、あの中加賀屋の社長ですらそうです。知らんけど。

メーカーでもあり小売店の立場でもある僕としては、製品の精度を上げると同時に、本生産への発注数量確定という難題が迫っているのです。

そこで皆さまにサンプルを見て、ご意見をいただければありがたいなぁと、決して丸投げではない取り組みをやってみようと思います。

hbkkファンクラブ(すみません、勝手に作りました)の皆さんと一緒に作り上げていけたら嬉しいです。

襟幅を1cm削っています。

初チャレンジなので地元・神戸だけの開催になりますが、ご都合さえ合うようでしたら、お気軽にお越しいただき、好き勝手言っていただければ幸いです。
聞ける意見と聞けない意見はありますが(笑)。

ちなみに場所は、ドアズさんの2階。異業種交流会でお世話になってたり、hbkkのホームページを作っていただいている戸田社長にお願いしてお借りしました。
1Fにはシルバーアクセサリーのショップもあり、なかなか良い感じのスペースですよ。

7月27日(金)/13時から18時
7月28日(土)/10時から18時

会場:株式会社ドアズ
2F イベントスペース
神戸市中央区琴ノ緒町1丁目6-5
JR三宮駅 東へ8分

暑い中ですので、ちょっと1杯、飲んで涼んでいただけるようにしておきますね。そのまま繰り出してもいいかも(笑)。

それではまた。
会場でお待ちしています。

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花畑和幸でした。

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レディースも登場

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その25回目

皆さん、こんにちは。
地元・神戸はもちろん西日本一帯が
近年稀に見る豪雨にさらされている中、
水曜から東京に滞在していて実感がなく、
ちょっと申し訳ない気持ちの花畑です。
皆さま、ご無事でありますようお祈り申し上げます。

さて、先日のブログでも予告?しましたが、
今シーズンのhbkkにレディースが登場します!

hbkkはもともとメンズブランドとして
スタートしていますので、
レディースサイズは昨シーズン、
セーターを2型だけご用意しました。
でも昨年、いろいろな場所で
展示会をさせていただいた時に、
ご来場いただいた女性の方に、
ビジネスシーンでも使える
ニットのジャケットが欲しい、
とのお言葉をたくさんいただきました。

そこで今シーズンは、
メンズだけにこだわらず、
「他がやらないからこそ、
僕がやらねば!」(2回目)
と思うに至りました。
ボイルウールとミラノリブジャケット、
そして新作ジャケットのすべてに、
レディースサイズ登場です!
しかも、ネイビー
ブラックグレー
4色展開の大盤振る舞い(笑)!

女性の皆さん、必見です!
展示会でお待ちしています!

あ、もちろん、大人のオヤジを
おしゃれにしたい!という気持ちは
変わっておりませんので…
まだまだ新作紹介ブログは続きます!

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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サンプルが上がりました!

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その24回目

皆さん、こんにちは。

すっかり夏の日射しで、
『この時期、正直ニットはさわりたくもない!』
というのが本音ですが、ニットブランドメーカーとしては
そうもいかない花畑です。

今年のhbkkの秋冬もののサンプルが上がってきました!
一気にテンションが上がります!


今シーズンは新しいデザイン、いわゆる新作ものを5種類、
前回大好評(?)だったボイルウールジャケット、
ミラノリブジャケットは新色を投入します!
その新色とは、Bianco、そうです!

冬場に女性が白のウールのコートを着ていたりすると、
より可愛く見えたりしますよね。

昨シーズンの終わり頃、とある友人とひとしきり、女性の白コートネタで盛り上がったあと、
「でも、メンズも白ジャケット、欲しいですよ」
とひと言、いただきました。

昨年ミラノに行った時も、
白ジャケットを着ているカッコいいメンズを見かけて、
かなり気になっていたのですが、
「 メンズの白ジャケットはリスクが高い!」
と勝手に決めつけて避けていました。
でも、身近にニーズがあることを教えてもらったことと、
そして「他がやらないからこそ、僕がやらねば!」
と思うに至ったのです。

ニットの白は汚れが目立ちやすく敬遠してしまいがちですが、冬場に上手に白を使うとホントにカッコいい!と思います。

どうです?カッコよくないですか?

今年の僕のイチオシです。

あ、でも 新作デザインもオススメがあります!
そして今シーズンはレディースサイズも…!

そのあたりはまた次回、お話しさせていただきます。

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

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指導者の責任

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その23回目

皆さん、こんにちは。

実は先週極秘入院をしていました。胃にポリープができ5cmぐらいに成長してきたので、良性でしたが切除したほうがいいとのことで入院、手術をしました。
2月に続いての入院なので、どんだけ身体弱いねんのツッコミを恐れての極秘入院となりました。

幸い何のトラブルもなく、1週間の休暇?を満喫してきました。
テレビもけっこう見ましたね。大スターの訃報もありました。その中で一番興味を持ったのはやはり「悪質タックル問題」。

ワイドショーは連日この話題を取り上げています。収束するどころか昨日の加害選手の記者会見で一層炎上しています。

ぼくも昨日の会見を見て、不覚にも涙ぐんでしまいました。

テレビ、新聞、SNSで散々取り上げられているので多くは語りませんが、一番心に沁みたのが「高校から始めて、大好きだったフットボールがだんだん好きではなくなってきました。」という言葉です。
その理由を問われ、「厳しい環境に身を置いたためです。」と答えてましたが、きっとこれは本心ではないと思います。
純粋に心身を鍛え、技術を磨くための厳しい練習なら彼は挫けずに取り組んだことでしょう。

それが競技以外の部分で理不尽なことが目に付き始め、恣意的な采配が振るわれる。
そんなところに嫌気がさしてきたのではないでしょうか。

会見を見ているうちに彼がだんだん自分の息子と被ってきました。彼の父親になった心境です。

好きだったフットボールを嫌いになるような指導とは何なのでしょう。

相手選手をケガさせて掴んだ勝利にどんな価値があるのでしょうか。

一連の報道を見ていて思い出したことがあります。ぼくの息子が少年野球チームに入っていた頃の話です。

当時の監督は同級生のチームメイトのお父さんでした。監督の口ぐせは「高校までは野球を続けてほしい。」チームメイトの監督の息子は三男でしたが、長男が高校野球を経験して、本人も両親も素晴らしい経験をしたからという理由でした。

そのために僕たちは指導する中で、理不尽なことはやめよう、が共通認識でした。結果、14人いた同級生のチームメイトがそれぞれの高校に進学した中で、全員が野球を続けてくれたことはささやかな誇りです。試合などで親子で再会し、互いの成長を認め合えたことは、ホントに感慨深い経験です。

僕にはフットボールをやる権利はありません。」と彼は言いました。フットボールの楽しさを知り、日本代表に選ばれるまでになった選手がです。

せっかく日本代表に選ばれたのに、理由もなく「行っては駄目だ。」と言われたときの無念さを思うと胸が詰まります。

彼の行為は責められるべきですが、過ちを認めて誠意を持って謝罪した後は、もう一度フットボールに戻ってきてほしいと思います。

「相手との定期戦が無くなってもいいだろう。」と監督、コーチが言ったようですね。その程度の認識だから関西学院をかんさい学院と呼べるのかも知れません。

ちなみに僕のことを「はなばたけさん」と呼ばれる方へ。
正しくは「はなばた」です。この場をお借りして訂正させていただきます。(笑)

それではまた。

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花畑和幸でした。

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黄金の魚

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、22回目

皆さん、こんにちは。

昨夜、僕は友人の飯田英二さんが今年2月、JR宝塚駅前にオープンさせた「ペッシェドーロ(黄金の魚)」へ行ってきました。
ここはちょっと変わった「魚屋さん」。何が変わっているかって、鮮魚は全くありません。ここのビジネスプランは「タカラヅカのニュースタイル〈次世代型〉デザイナーズ・サカナヤ」なんじゃそりゃ。
取り扱っているのは、全国各地から集めた干物、缶詰、冷凍の刺身やタタキなど。それらの商品を彼が店舗からパッケージまでトータルにデザインしています。

彼はもともと自分の事務所を構える建築家です。15年ほど前に異業種交流会で知り合い意気投合。それからずっとお付き合いをさせていただいています。その彼が4年ほど前から「魚屋をやりたい」と言い出しました。初めて聞いたとき「なんでまた魚屋なん???」と頭の中をハテナマークが飛び交いました。
よく聞いてみると彼の出身地は高知。土佐のいごっそうです。幼いときから美味しい魚に囲まれて育ちました。年齢を重ねるにつれて、子供の頃に食べた美味しい魚をまた食べたい、という思いが募っていったそうです。

数年前のある日には、彼が突然「魚屋でバイトして勉強したい!」と言い出しました。「本気で言うてる?」「もちろん!!」…僕の知り合いの神戸市東部中央卸売市場の中にある魚屋に、2人でバイトの面接に行ったりもしました。年齢で不合格でしたが…(笑)。
彼も最初は鮮魚を扱おうと考えたそうですがいろいろハードルが高く、試行錯誤を繰り返した結果、「生ものに引けをとらないくらい美味しい」冷凍の干物に出会ったそうです。

そこから彼は宝塚商工会議所が開いた創業セミナーに参加します。『デザイナーズ・サカナヤ』のビジネスプランが同商工会議所から推薦を受け、中小企業庁主催の「全国創業スクール選手権」に応募したところ、なんと大賞の経済産業大臣賞を受賞!建築家の腕を発揮して、こだわり抜いてデザインした念願のお店もオープンさせ、テレビや雑誌の取材も入るようになり、最近はとても忙しくなってきたそうです。

昨夜はそんな彼に久しぶりに会いに行って来ました。キスの干物や鰹のタタキなどとても美味しかったです。
そして彼から「昨年のhbkkのデビューパーティに呼んでもらったやん。あれはめっちゃ刺激になった!負けられへん、と思ったで」という言葉をもらい、ちょっとウルっときました。遥か昔(?)に起業を目指したもの同士、どちらも2ndステージへの挑戦です。

ペッシェドーロ/宝塚市川面5-4-11/tel.0797-85-3783

「ペッシェドーロ」は今は昼間の営業が中心ですが、ゆくゆくは干物や缶詰をアテにワインなども飲めるカジュアルなバースタイルも考えているとのことで、ますます楽しみです。僕も月に1、2度、マスターで登場予定です!(笑)。近隣の方はぜひ一度のぞいてみてください。面白い商品が見つかりますよ。

それにしても最近のブログはほとんどファッションネタを書いてません…。僕も負けてはいられないので、秋冬の新作コレクション、気合を入れ直して頑張ります!こちらも楽しみにしていてくださいね〜!(笑)

それではまた。

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花畑和幸でした。

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大量生産 vs 1点もの

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その21回目

ゴールデンウィークも終わりましたね、皆さんはどのように過ごされましたでしょうか。
僕はゴールデンウィークの一日、前職の後輩の雑賀静さんが、【Denim vs Art】というテーマでうめだ阪急に出展していると聞きつけ、見に行って来ました。

彼女のデザインしたオリジナルデニムに、多鹿聖苑さんがペイントして、世界に一つのデニムが仕上がるというものです。

興味津々で訪れた10階のフロアは、Tシャツ、帆布のバッグ、ステーショナリーなどマニアックなオリジナル商品を並べたいろいろなブースが出展されていて、まるでおもちゃ箱のよう。これらを見ながら、ふと、先日上映会に行った、ファストファッションの大量生産に問題提起した映画『トゥルーコスト』を思い出しました。

まるで対極の商品ばかりです。一つひとつ丁寧に、作り手が買い手のことを考えながら生み出されたものは、商品でありながら作品でもあるのです。あえて表現すれば、大量生産はビジネス、1点ものはクリエイト、といったところでしょうか。心なしか接客している人たちも皆、イキイキと楽しそうにしているように感じられました。

〜前職時代の展示会スタイル。腰にボトムのハンガーを引っ掛けてトップスを次々合わせていくのです〜

僕はいま、hbkkというブランドをやっています。たくさん売りたい気持ちはあるけれど、やはりクリエイトな気持ちは忘れたくない。難しいかもしれませんが、両方を実現できるように頑張りたいと思いました。

そんな気持ちを抱えて向かったのが芦屋の『グラス(GRASS)』。先輩の藤井雅範さんと後輩の沖啓太郎くんと打ち合わせの名の下に合流しました。『グラス』では、藤井さんイチオシのカレーを食べることが目的です。


前回参加した藤井さんのセミナーの話の中で、熱く語っていたのがここのカレーの話でした。その昔、西宮北口に『サンボア』という学生しか入れないお店があり、そこの看板メニューが「インベロ」というカレーだったそうです。それはカレーの常識を覆すもので、ルーはサラサラ、ご飯を薄焼き卵で包み、その上には限界まで薄くしたカツが乗っています。『サンボア』が閉店した後も常連たちから復活を望む声が強く、その声に応えたのが『グラス』でその名も『思い出の北口カレー』なのだそうです。

これが食べたくて、敢えて打ち合わせ場所を『グラス』にしてもらいました。
確かに今まで僕が食べたことのないカレーです。そして、また食べたくなる不思議なカレーでした。
気になった方はぜひ『芦屋グラス』へ行ってみてください(笑)。

一度なくなっても多くの人から復活が望まれるほど、長く愛されるって素晴らしいですね。

それではまた。

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