ニットの弱点

■スゴいことが起きる!? 1000回への道、その2回目

初めてのブログで、
僕がいかにニットが好きか、
を語らせていただきましたが、
このニットには2つの大きな弱点があります。

それはピリング(毛玉)と
オフシーズン時の虫食いです。

hbkkの製品は、僕のこだわりで
全て天然繊維。今シーズンのものは
ウール100%かカシミヤ100%です。

ですが、天然繊維であればあるほど、
そして手ざわりなどの風合いを
生かせば生かすほど、
先に書いた2つの弱点が起きてしまいます。

特にピリング(毛玉)は、
着用していて気になりますよね。

ただ、正直に申し上げると、
このピリング(毛玉)を
なくすことはできません。

なるべく摩擦を起こさないよう
重ね着を避ける、
などの着用のコツはいくつかありますが、
袖口付近や脇などは、普通の動作で
摩擦も増えますので、
減らしようがないのです。

これはもう
ニットの宿命ともいうべき問題です。

ピリング(毛玉)が気になったら、
引っ張らずに、そっとつまんで
ハサミでカットしてください。
市販の毛玉取り器を使っていただいても
良いです。

「どうして良いかわからない、
なんとかして!」
という方がいらっしゃいましたら、
直接、僕まで連絡ください!
もちろんhbkkの製品に限りますが(笑)
できるだけの対応をさせていただきます!

でもこの問題は、ニットを扱っていく、
僕の課題でもあります。

hbkkの製品を
少しでも長くご愛用いただきたいので、
これからも製品づくりには真摯に取り組んで
ニットそのもののレベルアップはもちろん、
他の角度からも、納得・満足いただける
新しいサービスなども
考えていこうと思っています。

乞うご期待ください⁉︎

あ、オフシーズン時の虫食いについては
その時期が近づく頃に
ネタにさせていただきますね。

それではまた。

ニットで人を幸せにしたいーーー。
花畑和幸でした。

有限会社アチェット 代表取締役

株式会社ワールドに15年勤務。営業、生産管理、商品企画を経験した後、2001年有限会社アチェットを設立。2017年秋、メンズブランド・hbkkを立ち上げる。